温水洗浄便座のリフォーム|実際のリフォーム事例も

温水洗浄便座とは、温水を噴射してお尻を洗浄できる機能を持った便座のこと。洋式のトイレに設置されており、「ウォシュレット」や「シャワートイレ」といった商品名で呼ばれることもあります。

 

温水洗浄便座を新しく設置したい場合、交換したい場合、撤去したい場合、などさまざまな状況に合わせてリフォームのご紹介をしていきます。

 

◼ 温水洗浄便座とは

温水洗浄便座とは、温水を噴射してお尻を洗浄できる機能を持った便座のこと。「ウォシュレット」や「シャワートイレ」は商品名であり、それらの総称を温水洗浄便座といいます。

 

・種類

温水洗浄便座は貯湯式と瞬間式の2種類に分けられます。貯湯式はタンクに貯めているお湯を使用する方法で、本体価格は安いものの、お湯を常にタンクに貯めておくことから電気代が高くなってしまいます。

 

瞬間式は瞬時に水を温かくするため、お湯がなくなるということはありません。しかし本体価格は貯湯式よりも高くなることを頭に入れておきましょう。

 

・メリット

温水洗浄便座は絶対に必要というタイプと使わなくても良いというタイプに分かれます。使うメリットとしては、トイレットペーパーで何度も拭く必要がないためお肌への負担を減らせることがあげられます。

 

また温水洗浄便座という名称だけあって、冬に温かい便座に座ることができます。便座カバーは衛生面で気になる方も多いと思うので、清潔に保ちつつ温かい便座に座れるのは大きなメリットだといえるでしょう。

 

・デメリット

温水洗浄便座のデメリットとしては電気代がかかってしまうことが挙げられます。瞬間式よりも貯湯式の方が電気代が高くなってしまいますが、最近は節水機能やオート節電機能が付いていたりと省エネ性能が高い商品も出てきているのでチェクしてみてください。

 

また温水洗浄便座はノズル部分を定期的に掃除しなければ清潔に保つことができません。ノズルを自動洗浄してくれる商品もありますが、そうでなければこまめに掃除することをおすすめします。

 

・寿命

温水洗浄便座は冷蔵庫や洗濯機などと同じ電化製品なので、年数が経つにつれて劣化が進み、寿命を迎えてしまいます。一般的に7〜10年が温水洗浄便座の寿命といわれており、10年をすぎると部品の生産が終わることが多く修理できなくなってしまうことがあります。温水洗浄便座は壊れたとしてもすぐに修理しなければ生活に困ってしまうというわけではないため、早めに交換するという必要はありません。

 

しかし寿命を目安にしながら、10年が近付くと交換を検討し始めても良いかもしれません。

 

◼ 温水洗浄便座のリフォーム

温水洗浄便座の種類とメリット・デメリット、寿命についてご紹介してきました。温水洗浄便座のリフォームには、新たな取り付けや交換、撤去といった方法があるので、家の状況に合わせてチェックしてみてください。

 

・取り付け

現時点で家のトイレに温水洗浄便座が付いていない場合、新しく温水洗浄便座だけを取り付けることができます。温水洗浄便座付きのトイレにリフォームすることももちろん可能。家のトイレの環境によっては設置できないこともあるため、まずは環境や条件を確認してみましょう。

 

温水洗浄便座は電化製品なので、トイレ内にコンセントがあるかどうかを確認しましょう。コンセントがあれば電源コードの長さが届くかどうかを確認した上で取り付けることができます。コンセントがない場合はオプションの工事としてコンセントの設置工事を行う必要があります。またトイレのタイプが温水洗浄便座の取り付けに対応しているかどうかのチェックも必要です。

 

・交換

既に温水洗浄便座が設置されていて、トイレはそのままに温水洗浄便座だけを交換したいというケースもあるはず。温水洗浄便座は電化製品なので、故障したまま使い続けると発煙や発火の可能性があります。故障に気づいたらできるだけ早く交換することをおすすめしています。

 

また温水洗浄便座の交換のタイミングでトイレ全体をリフォームしたいというご希望もよくあります。せっかくだったら一気にリフォームして、新しいトイレを気持ち良く使いたいですよね。理想と予算のバランスを考慮した上で検討してみてください。

 

・撤去

温水洗浄便座が必要なくなったら撤去することも考えられます。引っ越しに際して、次の家で必要ない場合は交換ではなく撤去になりますし、温水洗浄便座が故障したタイミングでもう必要ないと思われると撤去のみで済むこともあります。今住んでいる家が賃貸で、自分で設置した温水洗浄便座を撤去したいという場合、もともとの便座や付属の部品を用意しておくようにしましょう。

 

・自分でもできる?

温水洗浄便座のリフォームには、新たな設置や交換、撤去といった種類があることが分かりました。それぞれ自分でリフォームすることもできますが、電気と水どちらも使う作業なので、心配な場合は業者に依頼するのがおすすめです。自分でリフォームする場合、万が一水が溢れてしまったり感電してしまったりしないように、手順や注意点を確認した上で行うようにしましょう。

 

◼ 実際のリフォーム事例

ハウジング重兵衛では水回りのリフォームを専門としていますが、実際に手がけた温水洗浄便座のリフォーム事例をご紹介します。

 

・温水洗浄機能付きのトイレにリフォーム

温水洗浄機能付きのトイレにしたいことと床をきれいにしたいとのことでリフォームのご依頼をいただきました。温水洗浄機能付きのトイレの中でもお値段がお手軽なリクシルのアメージュZを採用。床はフローリングを上張りすることできれいに仕上がりました。

実際の施工事例はこちら

 

・ウォシュレットから水漏れしていたトイレをリフォーム

ウォシュレットから水漏れがしていたため、新しいトイレへとリフォームしました。壁排水のトイレだったので、アキレスという部材を使って工事を行いました。TOTOのZRというトイレをお選びいただき、きれいになって良かったとのお声をいただきました。

実際の施工事例はこちら

 

・和式トイレから温水洗浄機能付きのトイレに

もともと和式のトイレに簡易式の便座を取り付けて洋式トイレのように使用されていました。段差があるタイプの和式だったので座ることはできますが、高さが低かったことから、トイレを新しくして使いやすくしたいとのことでご依頼いただきました。

 

トイレの床や壁を解体して下地から作り直し、リクシルのアメージュZを設置。内装もきれいになってトイレも使いやすくなったとのお言葉をいただきました。温水洗浄便座が新しく設置されたので、温かく清潔なトイレをお使いいただけます。

実際の施工事例はこちら

 

◼  まとめ

千葉県香取市トイレリフォームアフター841写真

温水洗浄便座とは、温水を噴射してお尻を洗浄できる機能を持った便座のことで、ウォシュレットやシャワートイレと呼ばれる機能の総称。家のトイレに温水洗浄便座がない場合は新たな設置、既に温水洗浄便座がある場合は交換や撤去といったリフォームを行うことができます。温水洗浄便座の取り付けや交換、撤去は自分で行うこともできますが、電気や水の近くでの作業となるので自信がない場合は業者に依頼することをおすすめします。

 

ハウジング重兵衛ではトイレをはじめとする水回りのリフォームを行なっており、実際に温水洗浄便座に関するリフォーム事例も多数あります。温水洗浄便座の取り付けに伴いトイレ全体をリフォームすると、より快適にお使いいただけます。千葉県と茨城県でトイレのリフォームをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。電話やメールでのお問い合わせもお待ちしております。

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