自分でDIYリフォーム!?DIYリフォームできる箇所とその方法

最近「DIY」という言葉をよく耳にしますが、家のリフォームもDIYできるのでしょうか。

 

家のリフォームは業者に依頼するとお金がかかるため、できることを自分で行うことで費用を抑えられるのでは?と考える人もいることでしょう。そこでリフォームは自分でもできるのか、またDIYリフォームのメリットとデメリット、DIYできる箇所などについてご紹介します。

 

◼ コラムのポイント

1、リフォームは自分でもできる?という疑問が解消されます

2、DIYできる箇所と業者に依頼するべき箇所を学べます

3、箇所によっては信頼できる業者にリフォームを依頼するべきだということが分かります

 

 

◼ リフォームは自分でもできる?

リビングのリフォーム事例

家を建ててから年数が経つと、水回りやクロスの剥がれ、色褪せなど気になるところが出てくるかもしれません。

 

リフォームは頻繁に行うものではないとはいえ、一度にたくさんの費用を払わなければならないため、つい後回しにしてしまう人も多いものです。

 

DIYリフォームにはメリットとデメリットがあります。それぞれの内容を考慮した上で、自分でリフォームを行うか業者に依頼するかを決めるようにしましょう。

 

・自分でDIYするメリット

自分でリフォームを行うことのメリットは何と言っても費用面です。

 

業者に依頼すると、工事費用はもちろん、人件費や業者の広告費、下請け業者がいる場合は仲介手数料などがかかってしまいます。自分でDIYリフォームを行うと、リフォームに使う材料費だけで済ませることができます。

 

もともとDIYが好きだという人にとっては、費用を抑えつつ楽しみながらリフォームできることもメリットだといえます。壁を塗装したりクロスを貼り替えたりと、好きなことをしながら節約できるのは嬉しいポイントです。

 

・自分でDIYするデメリット

費用面のメリットを享受できる一方で、DIYリフォームは業者に依頼する場合よりもクオリティが落ちてしまうのがデメリット。

 

手先が器用な人やDIYに慣れている人はきれいに仕上げることができるかもしれませんが、リフォーム内容によっては仕上がりのきれいさが期待できない場合もあります。

 

また働きながらリフォームを行う場合、仕事終わりや休日に作業を行うことになります。時間や日数がかかってしまって、体に負担のないように気を付けるようにしましょう。

 

自分でもできる洗面所の収納アイディアはこちらを参考にしてみてください
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◼ DIYできる箇所とリフォーム依頼するべき箇所

リフォームの費用面が気になる場合、自分でのDIYという選択肢が出てくる方も多いかもしれません。実際に自分でもDIYできる箇所と業者にリフォームを依頼するべき箇所をご紹介します。

 

・自分でもできるDIY

自分でもできるリフォーム内容はどのようなことがあるのかをご紹介します。

  • ・壁紙の張り替えや塗装
  • ・フロアマット
  • ・家具の塗装
  • ・収納棚
  • ・ドアノブの交換
  • ・ベランダや庭

 

壁紙の張り替えや塗装

自分でもできるDIYとして、一つ目に壁紙の張り替えや塗装があげられます。壁紙には裏面にノリが付いているタイプもあるため、慣れていない人とって手軽に作業ができるはずです。

 

塗装は貼り替えよりも手間がかかってしまいますが、こだわりたい人にとっては好きな柄や絵を描くことができるのでおすすめです。

 

また飽きがこないようにとシンプルな壁紙を新築時に選ぶと、雰囲気を変えたくなることもあるかもしれません。そういったときは壁紙の一部を模様入りのものに変えてアクセントを付けることもできます。

 

フロアマット

壁だけではなく床も比較的DIYしやすい箇所です。フローリングや畳の貼り替えは難しいですが、敷くだけのフロアマットを選ぶことで手軽にイメージを変えられます。

 

水回りで重宝するクッションフロア選びと失敗例についてはこちら
トイレのリフォームにおけるクッションフロア選びの失敗例

 

家具の塗装や収納棚の作成、ドアノブの交換など

他にも家具を塗装し直したり、収納棚を作ったりすることはもちろん、ドアノブを新しいものに交換するのも立派なDIYリフォームです。大規模なリフォームを自分で行うのは勇気がいるという場合は、手軽なものから初めてみてはいかがでしょうか。

 

ベランダや庭

一戸建て住宅の場合は、お庭の雰囲気を変えたいと思うこともあるかもしれません。ウッドデッキがあれば塗り替え、なければ取り付けることもできます。木材を使用すると本格的なウッドデッキになりますが、メンテナンスも考えられた樹脂製のものも選ぶことができます。本格的に施工したい場合は業者に依頼するようにしましょう。

 

DIYしたい場合は、ベランダに人工芝やデッキパネルを敷き詰めるだけでもおしゃれな雰囲気に変わります。敷地の入り口から玄関までの通路に飛び石を設置すると、来客時の印象が良くなるかもしれません。

 

・業者に依頼したいリフォーム

自分でできるリフォームについてご紹介しましたが、業者に依頼した方が良い箇所もあります。DIYに慣れている場合でも、壊してしまったりきれいに仕上がらなかったりする可能性がある箇所は、初めから業者に依頼することをおすすめします。後戻りできなくなっては困るような箇所のリフォームを検討している場合は、まずは業者に相談するようにしましょう。

  • ・間取り変更を伴うリフォーム
  • ・専門工事が必要なリフォーム

 

間取り変更を伴うリフォーム

一つ目は家の間取りを変えてしまうような大掛かりなリフォーム。DIYに慣れている人であっても、壁の取り壊しなどは失敗してしまった場合に取り返しがつきません。

 

万が一のことがあったときに業者を呼んでから来てもらえるまでに時間がかかることもあります。数日かかる場合その間の生活をどうするのかといったことまで考えなくてはならず、費用を抑えるためのDIYにしてはリスクが大きすぎるといえるでしょう。

 

専門工事が必要なリフォーム

コンセントや照明、水回りなど、専門工事が必要なリフォームも業者に依頼する方が良いでしょう。

 

水回りの設備交換を自分で行うのは難易度が高いですが、水回りの壁や床を貼り替えることは簡単にできます。好きなデザインを選べるのはもちろん、汚れが落ちやすい素材や滑りにくい素材など機能面も充実しています。また洗面所に仕切りが欲しいときにはアコーディオンドアを設置したり、サビに強い素材のブラインドを窓に設置したりすることもできます。

 

電気工事や排水管の工事には専門的な知識や資格が必要です。無資格で工事を行うことは禁じられているため、専門的な工事をしたいと思っている場合は事前に必ず調べるようにしましょう。

 

配管工事の基礎知識を知りたい方はこちらも参考にしてみてください
家の配管は大丈夫?配管工事に関する基礎知識

 

◼ 信頼できる業者にリフォームを依頼しよう

木目調のおしゃれなお風呂

壁紙の貼り替えや床のクッションフロアの敷き詰めなどは手軽にできるリフォーム作業の一つです。収納棚の作成や家具の塗装、ドアノブの交換なども自分で行うことができますが、いずれも費用を抑えられる代わりに、業者に依頼する場合よりはクオリティが劣ってしまうことを頭に入れておく必要があります。

 

水回りの設備の交換や壁の取り壊しといった大規模なリフォームをしたい場合は自分で行うのが難しいため、業者に依頼するのがおすすめ。またコンセントや照明、配管など専門的な工事が必要な場合も業者に相談するようにしましょう。

 

業者にリフォームを依頼する際は、いくつかの業者に相見積もりを取った上で、信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

 

リフォームを依頼する業者について詳しくはこちら
リフォームは自社施工の業者が良い?メリットとデメリット

 

 ◼ まとめ

キッチンリフォームの事例

自分でDIYリフォームを行うことで費用を抑えられるのであればDIYが気になっているという人もいるかもしれません。

 

しかし自分でリフォームできる箇所と業者に依頼するべき箇所を分かっておく必要があります。後戻りできない状態になってからでは遅いため、事前に知識を身に付けた上で決断するようにしましょう。

 

ハウジング重兵衛は創業120年の経験と約2万件の施工実績をもとに、お客様にご満足いただけるようなリフォームを手掛けています。DIYではできないような箇所のリフォームをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。千葉県と茨城県に展開しているショールームには駐車場やキッズスペースも完備しているため、ご家族連れでも安心してお越しいただけます。

 

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