トイレリフォームのよくあるトラブル!悪徳業者を撃退する方法
「トイレのリフォームで、なんでこんなトラブルに!?」
トイレは生活を支える重要な設備で、リフォームを検討される方が非常に多く、そのトラブルも多くなる傾向があります。特に、トイレの不具合を修理するために、緊急でリフォームを行った場合などが非常にトラブルに巻き込まれることが多いです。
この記事では、どのようなトラブルがあるのか、もしトラブルに巻き込まれそうになったらどう対処すれば良いかについてご紹介いたします。
トイレリフォームのトラブル事例
リフォームの中でも、トイレのリフォームは比較的簡単なリフォームです。トイレは交換するため、トイレ自体に不具合が起きることは滅多にありませんし、内装も張り替えのため簡単な作業です。
しかし、トイレリフォームにはトラブルも多くあり、その原因はほとんどが業者側にあります。実際のトラブル事例についてご紹介いたします。
クロスがすぐ剥がれてきた
クロスは、下手な職人が行うと半年から2,3年で剥がれてきます。また、下地処理も必要に応じて行う必要があるため専門の内装屋が行うものです。
しかし、安く請け負っている会社や、技術力のない職人を安く雇って会社の利益にしてしまっている不誠実な会社もあります。
床がぶかぶかしている
トイレの床は、クッションフロアが使われていることが多いです。住宅が古くなると床が劣化してくるのですが、現地調査の際に確認せず張り替え工事だけを行ってしまったため起こるトラブルです。
元の状態にお客様も気づかず、リフォームしてからよく確認するようになり気づくことが多いです。知識のある担当者であれば、現地調査の際に点検確認し、必要な工事をご提案いたします。
高額請求に気づかなかった
トイレの故障による緊急リフォームを要する場合などに、業者が弱みに漬け込んで相場より高い金額を請求するものです。相場を知らないお客様が、被害に遭ってしまいます。
追加工事に倍以上の金額を支払った
リフォームしている最中に、「水道管の劣化が著しく、追加で15万円かかります。」と後から追加工事を請求されるトラブルです。
よくある悪徳業者の手口になります。
もしこのような業者に当たってしまったら!?
トラブルに遭った際の対処法についてご紹介いたします。
・勇気を持って断る
怪しいなと思ったら、「申し訳ないのですが、他の会社様と相見積する予定です。」などと言って一旦検討、断ることも大事です。
・クーリングオフ制度を利用する
契約してから怪しい点に気づいた場合には、クーリングオフ制度でキャンセルしましょう。
・JIOリフォームかし保険
リフォームの不具合には、リフォームかし保険が使える場合があります。ただし、事業者が加入する保険なので、加入している事業者に工事を依頼する必要があります。
・住宅リフォーム紛争処理支援センター
国土交通大臣指定の相談窓口で、ありとあらゆるリフォームについての相談を受け付けてくれます。建築士と弁護士も対応してくれますので、安心のサポートシステムです。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター