パナソニックのリフォーム設備の特徴と事例

リフォームを検討し始めると、リフォーム業者選びはもちろん、設備のメーカー選びも行わなければなりません。そこでパナソニックという選択肢が浮かぶ人も多いかと思いますが、大手ならではの安心感がありつつも実際の特徴までは知らないというケースも多いかもしれません。そこでパナソニックという会社について、またパナソニックの水回り設備についての特徴をご紹介します。実際のリフォーム事例も合わせて参考にしてみてください。

◼　パナソニックとは

パナソニックは大阪府に拠点を置く電機メーカーであり、住宅分野だけではなく車載分野も手掛けています。パナソニックは創業時から家電製品を開発している企業であることから、独自の技術や機能を持っています。50年以上の歴史あるメーカーなので知名度もさることながら、使いやすさやスタイリッシュなデザインが人気です。キッチンやお風呂、洗面台、トイレといった水回りの設備も販売しているので、リフォーム時にパナソニックの製品を検討している人も多いかもしれません。

◼　パナソニックのリフォームの特徴

パナソニックはあらゆる住宅設備を製造、販売していますが、中でもキッチンやお風呂、洗面所、トイレといった水回りの設備についてご紹介します。水回りの設備はメーカーごとに特徴が異なるため、パナソニックの特徴を知った上でメーカー選びへと進めていきましょう。

・キッチン

キッチンは毎日料理をする場所なので、使い勝手の良さによって家事の負担が変わってきます。リビングやダイニングとの雰囲気も合わせながら、デザインだけではなく機能性やお手入れのしやすさも考慮して選びたいものです。パナソニックは家電も多く製造していることから、たくさんのアイディアが詰まったシステムキッチンが販売されています。家電メーカーとしての強みを活かしている点が一番の特徴です。パナソニックはIHを生み出したメーカーでもあり、横に3口並んだIHはパナソニックでしか搭載できない機能となっています。これは他のメーカーとパナソニックを比較したときに大きな違いだといえます。ガスコンロでも横に3口並んだものを選ぶこともできます。

パナソニックのキッチンは排水口とシンクが一体になっているため、つなぎ目や隙間に汚れが溜まりにくくなっています。他にもレンジフードにも特殊なコーティングを施してあるなどお手入れしやすいのもパナソニックキッチンの魅力です。またキッチン内では常設している家電だけではなく、ミキサーや泡立て器などたまにしか使わない家電もありますよね。そういったときに使いやすいようなクッキングコンセントを設置できるのも嬉しいポイントです。

・お風呂

一日の疲れを癒す空間であるお風呂。パナソニックは家電メーカーならではの技術を活かして、美容に関する機能やくつろげるようなモデルが揃っています。酸素を含んだ泡でお肌をしっとりさせてくれたり体をぽかぽかさせてくれたりする機能もあるため、半身浴が好きな方にぴったり。美容に気を使っている人には、特にパナソニックのお風呂がおすすめです。

また美容の面だけではなく、浴槽は保温性が高く汚れが付きにくいのも嬉しいポイントです。保温性に関してはお湯を沸かしてから5時間半経ってもお湯の温度は2.5度以上下がることはないというほど。追い炊きの回数が少なくて済むため光熱費の削減にもつながります。汚れが付きにくい理由は、有機ガラス系の人造大理石を採用しているため。「スゴピカ浴槽」はスポンジで軽く洗うだけで汚れが落ちるため、お風呂掃除の負担が軽減されます。

・洗面所

パナソニックの洗面化粧台は収納力やデザイン性が高いのが特徴。化粧や身だしなみを整える時間など、女性が長く使うことを考えた設計になっています。例えばドライヤーやヘアアイロン、シェーバーなどの家電の収納場所に困っているという人もいるかもしれませんが、パナソニックの洗面台には小型家電も収納しやすいスペースがあり、収納の内部にはコンセントも設置されています。

また洗面ボウルは陶器製のものが多いですが、パナソニックの洗面台では有機ガラス系の素材を使用しています。同じく水栓部分にも使用されているため、汚れやすい洗面ボウルと水栓のお手入れをしやすいのも特徴です。

・トイレ

パナソニックのトイレはタンクレスのみの取り扱いであり、シリーズは「アラウーノ」だけとなっています。洗面ボウルと同じように有機ガラス系の素材でできているため、水垢が付きにくいだけではなく素材自体が汚れをはじいてくれます。細かい傷も付きにくくひび割れにくいのも特徴です。

またパナソニックのトイレの特徴として「トリプルガード」があげられます。用を足したときの「ハネ」、便器からの「タレ」、隙間からの「モレ」、この3つの汚れをガードしてくれる仕組みです。トイレを流すたびに泡と水流がお掃除してくれるため、掃除のつもりがなくお手入れできているのも嬉しいポイントですよね。これだけ高い機能性を持ちつつ、少ない水で流せる節水機能も備わっています。

◼　パナソニックのキッチンリフォーム事例

パナソニックのキッチンの特徴を踏まえた上で、実際のリフォーム事例をご紹介します。商品の画像だけでは分からない部分もあるかと思いますので、事例を見て具体的にイメージを膨らませてみてください。

・対面キッチンを壁付けキッチンに変更して開放的に

もともと対面キッチンでしたが、狭くて使いにくいため開放感のあるキッチンにしたいとのことでした。対面の間仕切りとなっている壁を撤去し、壁付けキッチンに変更することでダイニングとキッチンをひとつづきの空間に。パナソニックの3口ワイドコンロを採用することで使いやすいキッチンとなっています。床材や照明も明るいものを選ばれたので、お孫様が来られたときに明るくて開放感のある空間で食事をしたいという希望が叶ったとお喜びいただいております。

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◼　パナソニックのお風呂リフォーム事例

パナソニックのお風呂は美容にこだわりのある人におすすめだということをご紹介しましたが、実際にパナソニックのお風呂にリフォームした事例を見てみましょう。

・汚れの目立ってきたお風呂を美しく

井戸水の影響でお風呂の汚れが目立ってきたとのことでした。お孫様が生まれるタイミングでお風呂をきれいにしたいとのご要望をいただきました。壁を色つきのパネルにすることで照明の調光が生えるお風呂に仕上がっています。大理石風の壁が高級感を演出しています。

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◼　パナソニックの洗面所リフォーム事例

パナソニックの洗面台は、MラインとCライン、ウツクシーズの3種類を取り扱っています。洗面台はリフォームの事例ではなく商品についてご紹介します。Mラインは洗面台キャビネットがコンパクトな設計であり、洗面ボウルが割れにくいことが特徴としてあげられます。陶器と比べて5分の1の重さなので、搬入や施工時にも安心です。Cラインはパノラマスライドタイプのキャビネットとなっており、使いやすくてお手入れしやすいデザインが特徴です。ウツクシーズは、汚れが溜まりにくく隙間のない排水口が特徴で、衝撃に強く割れにくい洗面ボウルを使用しています。洗面台の交換を検討している場合は、シリーズごとの強みやデメリットを知った上で、比較検討して選ぶようにしましょう。

◼　パナソニックのトイレリフォーム事例

パナソニックのトイレはタンクレスのみとなっていますが、人気のアラウーノを採用したリフォーム事例をご紹介します。

・和式トイレからアラウーノにリフォーム

もともと和式トイレをご使用でしたが、お母さまが高齢で和式トイレを使うのが大変とのことでした。そのため和式トイレからパナソニックのアラウーノへのリフォームとなっています。以前キッチンをリフォームしたときに採用したキッチンパネルが掃除しやすかったためトイレにも使用したいとのご要望でした。明るくお手入れしやすいトイレになったとのお言葉をいただきました。

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・アラウーノS2へのリフォーム

1階と2階のトイレリフォームのタイミングで、パナソニックのアラウーノS2を選んでいただきました。ターコイズブルーの壁紙で、明るく爽やかな印象のトイレに仕上がっています。別で取り付けている手洗い場はボウルが深いため水跳ねしにくく、簡単にお手入れすることができます。

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◼　まとめ

パナソニックは言わずと知れた大手の家電メーカーですが、家電製品だけではなく住宅設備も販売しています。家電メーカーならではのアイディアが詰まった設備が多く、使いやすさとデザイン性が人気の理由です。IHの生みの親でもあるパナソニックならではの機能として、キッチンに横に3口並んだIHやガスコンロを選ぶことが出来ます。お風呂は美容にこだわりのある人におすすめの機能がたくさんあり、洗面台にはお手入れしやすい素材が使われています。トイレはタンクレスのアラウーノのみですが、スタイリッシュで掃除しやすいことから人気の製品です。実際のリフォーム事例も参考にしながら、メーカーや製品選びを進めてみてください。

ハウジング重兵衛は創業120年のリフォーム会社であり、特に水回りのリフォームを得意としています。千葉県と茨城県に展開しているショールームでは、各メーカーの水回り設備の展示を行っていますので、実際に見て体験した上でご検討いただけます。駐車場やキッズスペースも完備しているので、千葉県と茨城県でリフォームをご検討の際はぜひお気軽にお越しください。電話やメールでのお問い合わせもお待ちしております。