内装にこだわって洗面所をリフォームしよう
洗面所は顔や手を洗ったり、朝の身支度をしたりする空間です。収納しておきたいものもたくさんあるので機能性や実用性を重視しがちですが、せっかくリフォームするのであれば内装にもこだわりたいですよね。
そこで洗面所の内装リフォーム方法と、内装にこだわる際のポイント、実際の事例をご紹介していきます。
◼ コラムのポイント
1、洗面所の内装リフォームでできることについて知ることができます
2、洗面所のリフォームで内装にこだわりたいときのポイントが分かります
3、内装にこだわった洗面所リフォームの事例を参考にできます
目次
◼ 洗面所の内装リフォーム
洗面所のリフォームというと、洗面台の交換のみというケースが一般的です。しかし既存の洗面台と新しい洗面台のサイズが異なる場合、これまで洗面台で隠れていた床や壁が露出してしまいます。
露出した床や壁の色が変わっていたりシミになっていたりすると内装リフォームという選択を取ることも。そういった場合はもちろん、内装まで一新したいという場合も内装までリフォームすることがあります。
・床の張り替え
洗面所の内装リフォームで床の張り替えを行う場合、「新規張り」と「重ね張り」という方法があります。新規張りは既存の床を一度剥がして新しく床材を張り直すこと、重ね貼りは、既存の床の上から新しい床材を張り付けることをいいます。
新規張りは床を一度剥がすため、下地の状態を確認した上で腐食していれば状態を整えてから張り直すことになります。そのためリフォーム後の耐用年数が長くなることがメリット。
重ね張りは下地の状態を確認することができないため、年数がそこまで経っていなかったり劣化の症状が表面化していなかったりする場合におすすめの方法。工事費用を抑えられることや、床が二重になることで強度が上がることがメリットだといえます。
→洗面所の床はリフォームが必要?施工方法やリフォームのタイミング
・壁紙の張り替え
床のリフォーム方法は新規張りと重ね張りの2種類がありましたが、壁は壁紙やクロスの張り替えが主な方法となります。
洗面所はお風呂からの湿気を浴びやすいことや、洗面台周りの水が跳ねたり汚れたりしやすいことから、清潔に保ちやすい壁紙を選ぶのがおすすめ。
・収納の設置
洗面所は衣類やタオル、洗剤、日用品など、収納しておきたいものがたくさんありますよね。しかし洗面所の作りや広さによっては収納を確保しにくいこともあるのではないでしょうか。そこで洗面所の内装リフォームでは収納を設置することもできます。
例えば収納棚や壁面収納、洗濯機上のラックを設置したり、収納容量の多い洗面台を導入したりすることができます。まずは持っているものと洗面所に置いておきたいもの、物の種類と数をしっかり把握するようにしましょう。
→「サイドキャビネットで収納力UP」の事例
◼ 内装にこだわる際のポイント
洗面所の内装リフォームでは、床や壁の張り替え、収納の設置といった方法があることが分かりました。内装にこだわってリフォームする場合に抑えておきたいポイントをご紹介します。
・デザインをイメージする
内装にこだわって洗面所をリフォームする場合、理想の洗面所を重い描きながらデザインを考えることが大切です。テイストや色など好みに合わせてデザインをイメージしてみてください。
全体的な雰囲気や使いたい色や素材を事前にイメージしておくことで、リフォームの打ち合わせをスムーズに進めることができます。
・洗面台選び
洗面所のイメージを決めるのは、メインの設備である洗面台。洗面台によって機能性が異なることはもちろん、デザインやカラーバリエーションにも違いがあります。好みのテイストに合わせて洗面台を選んでみてください。
→洗面台選びのポイントをたっぷりご紹介
・汚れにくい床や壁
内装にこだわってリフォームしたい場合、床や壁をデザインだけで選んでしまうこともあるかもしれません。しかし洗面所は湿気がこもりやすかったり汚れが付きやすかったりする場所でもあるので、きれいに保つためには「汚れにくい素材」を選ぶこともポイントです。
せっかく内装にこだわってリフォームしても、汚れが目立ってしまってはおしゃれな空間とは程遠くなってしまいます。汚れにくい床や壁を選ぶことでお手入れの手間を省きつつおしゃれさを維持することができるはずです。
・色選び
最初にイメージしたデザインやテイストをもとに、使いたい色を選んでいきます。洗面台のキャビネットの面材に好きな色を取り入れたり、床や壁でアクセントを付けたり、取り入れ方はさまざま。
シンプルやナチュラルな雰囲気が好きであれば白や木目調、モノトーンが好きであれば白と黒を基調に、色味を入れたい場合はピンクやブルーなど好きな色を取り入れると良いでしょう。
このとき使う色が多すぎるとごちゃごちゃした印象になってしまうため、できるだけ色の数を減らすこともポイント。基調とする色を決めてから統一感が出るように他の色を決めていくようにしましょう。
・装飾をプラス
内装にこだわったリフォームをしたあと、さらにおしゃれな空間にするためには装飾をプラスすることもポイントの一つ。ナチュラルな雰囲気が好きであればグリーンやフェイクグリーンを飾ったり、好みのテイストに合わせた装飾をプラスすることで雰囲気がグッと上がります。
→洗面所をおしゃれにリフォームしたい|ポイントと事例
◼ 内装にこだわった洗面所リフォーム事例
洗面所の内装リフォームとこだわりの内装にリフォームするためのポイントをご紹介してきました。実際にハウジング重兵衛が手がけた、内装にこだわった洗面所リフォーム事例も参考にしてみてください。
・洗面台の色や内装にこだわった事例
洗面台が水漏れによって傷んでいたとのことでリフォームのご依頼をいただきました。洗面台の交換に伴って、内装まで一新して好みの空間にしたいとのことでした。
全体的に落ち着いた高級感のある仕上がりになっており、雰囲気が変わったとお喜びいただきました。トイレのクロスと同じものを選ぶことで水回り全体で統一感のある内装となっています。
・トイレと洗面台のリフォーム
10年以上使っていなかった洗面台を使えるようにしたい、トイレも一緒に変えたいとのことでリフォームを行いました。
・ホーロー製の丈夫な洗面台にリフォーム
水栓が壊れてしまったため、長持ちする丈夫な洗面台に交換したいとのことでした。そのためホーロー製で丈夫なタカラスタンダードの洗面台をご提案させていただきました。
洗面台は広くて深いボウルを選ぶことで水跳ねしにくく、お手入れしやすいのがポイント。洗面台横の隙間を埋めるキャビネットと同じ素材が使われているので統一感があります。
トイレと隣り合っているので、クロスの色や洗面台のデザインを揃えたおしゃれな空間となっています。
◼ まとめ
洗面所のリフォームは洗面台の交換のみというケースが一般的。しかし内装を一新したいという思いでリフォームのご依頼をいただくこともあります。そこで内装にこだわったリフォームを行うためのポイントについてご紹介してきました。
ハウジング重兵衛では洗面所をはじめとする水回りのリフォームを得意としている会社です。お客様のご要望や予算に合わせてぴったりのプランをご提案いたしますので、千葉県と茨城県でリフォームをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター