玄関ドアリフォームの方法と費用

家に出るときや帰る際、「玄関ドアが古くなってきているな」「玄関の開きが悪いな」「色を変えたいな」と、長年住んでいると皆さん考え始めます。玄関ドアは、毎日の開け閉めで劣化してくるのと、太陽の紫外線により色も抜けていってしまいます。玄関ドアをリフォームする際の方法と費用についてご紹介いたします。

玄関ドアリフォームの方法

玄関ドアリフォームには、2種類の方法があります。玄関ドアリフォームというと、玄関ドアの交換を思い浮かべる方も多いですが、今ではカバー工法という方法が浸透してきています。

それぞれのリフォーム方法で、費用も大きく異なりますので、それぞれご紹介していきます。

ドア交換（ドアの大きさが変わる場合）

ドア全体の交換を行う方法です。基本的には、交換するドアの大きさと現状のドアの大きさが違う場合に行います。＊ドアの大きさが同じでも、丸々交換する選択もできます。

古い住宅などの場合には、現在販売されているドアの規格サイズと合わない場合が多いです。そのため、既存ドアを取り外し、ドア枠を撤去します。ドア枠を撤去する際に、周りの壁も壊す必要があります。

カバー工法よりは、費用や工期がかかりますが、比較的自由にドアの大きさやデザインを選ぶことができ、思い通りのリフォームを行うことができます。

カバー工法（ドアの大きさが同じ場合）

カバー工法は、ドアの交換を行いますが、既存のドア枠は残して、その上に新しい枠を被せる工法です。被せることで、既存のドア枠などは外側からも内側からも見えませんので、簡単に綺麗にリフォームすることが可能です。

ドア全体の交換のように、壁を壊す必要もないため、費用も工期も抑えることができます。カバー工法でドア交換ができるかは、業者に問い合わせて判断した方が確実です。

玄関ドアリフォームの費用

・ドア全体交換　30~60万円

費用内訳は、既存ドア撤去処分費（ドア枠、壁込み）、設置費、製品代になります。ドア枠を壊し、周りの壁も作り直す必要があるため、工事費用が高くなります。製品のグレードによって、全体の費用も上下します。

・カバー工法　20~40万円

費用内訳は、既存ドア撤去処分費、設置費、製品代になります。ドアは取り外して撤去処分するだけですので、工事費用はそこまでかかりません。

製品は、断熱性能、防犯性、デザイン性などが豊富なものが揃っています。各メーカーから販売されていますので、カタログを取り寄せて、どのドアなら取り付けられるかなどを業者と相談するとリフォームのイメージがつきやすいです。