朝起きたら水が出ない⁉冬のトラブル回避術

大寒
二十四節気の最後の節気であるこの時期は、1年で寒さが最も厳しく、まさにこれから大寒波が関東にやってきます。

例年、この時期にフリーダイヤルでご連絡いただくお悩みは、
「朝起きたら、蛇口から水が出ません」というお問い合わせです。

朝の忙しい時間帯に水が出ない?!
なんて、とても困りますよね?

冬は凍結から水道管を守りましょう。


水道管の凍結防止方法

保温剤や厚いタオルを利用したり、水を一晩中出しっぱなしにしたりするなど、水温が下がらないようにしておくと水道管の凍結を予防できます。
①水道管が外気に直接触れない工夫を

保温剤や不要になった分厚いタオルなどを蛇口や水道管に巻きつけ、外気に触れないようにしましょう。

②水を出しっぱなしにしておく

水が氷温にならないように、水を出しっぱなしにしておくことも効果的です。
この際、たくさん出す必要はないものの、ポタポタ水滴のような出し方ではなく、鉛筆くらいの太さの水量が出ていると◎
※この方法は水道代が余分にかかるため、あくまでも緊急回避の方法として頭に入れておく程度がおすすめです。

③給湯器の追い焚き機能を活用

この方法なら、給湯器付近の水道管が凍結する心配はなくなるでしょう。
※この方法も電気、ガス代がかかってしまうため、毎日やるのは難しく、追い焚き機能のない給湯器ではこの対処法は使えないため注意が必要です。


もしも水道管が
凍結してしまったら…

ネットで調べると、ぬるま湯をかけて溶かしたり、ドライヤーで温めるなどの方法が載っていますが、水道管の破裂を引き起こす可能性が高いのでオススメしません。自然解凍で待つことが、配管を守る唯一の方法です。
水道管が破裂してしまっているような場合には、水道管の専門業者による修理が必要です。

「水が出ない!」トラブルを未然に防ぐために水道管の凍結防止策を知っておけば、大寒波も乗り切れるかもしれません。
凍結防止帯を巻きつけたり、水を出しっぱなしにしておくなど、凍結への対処法を予備知識にして、冬支度を整えましょう。

ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール

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・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
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・二級建築士
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