レコーディング


こんにちは。本店の菅井です。
花粉症の方は大変な季節のようですが、私は平気なので、だんだんと暖かくなってくるのが心地よいです。
 さて今回はマニアックなお話をお届けします。
 皆さんがよく聞いているCDはどのように製作されているのでしょうか?
レコーディングスタジオで録音されるんですが、一般的にはミュージシャンが「せーの」で演奏したのを録音しているように思われがちですが、実は違うんです。


上の写真はレコーディングスタジオの写真ですが、ここで各ミュージシャンが順番にバラバラに録音していきます。一般的な順番はドラムを録音してそれを聞きながらベースを録音、その後にギター、キーボード、その他の楽器、そして歌、コーラスなどです。
 各楽器は納得いくテイクが録れるまで何度もやり直します。バラバラに録音することで楽器ごとのやり直しが可能になります。全員一緒だと誰かが間違えたりいいプレイができないと全員やり直すことになって効率がよくないからです。
 こうして録音したものを上の写真の手前の部屋で音質や各楽器のバランスを整えて仕上ます。
 バンドによって異なりますが、私が参加したレコーディングでは大体一曲歌まで録り終えるのに10時間位、ミックスと呼ばれる各楽器の音量や音質を整える作業に1曲2〜3時間位だったと思います。
 ミュージシャンによってかかる時間は様々ですが、膨大な時間と手間をかけて製作されています。
 今度はそんなことを考えながらCDを聞いてみてはいかがでしょうか?