1000番台クロスって何?

茨城県牛久市、竜ケ崎市、阿見町、つくば市、美浦村、土浦市を中心に、

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今回は壁や天井で使うクロスについてのお話です。

クロスには「量産タイプ」と「1000番台」がありますが、それぞれの機能と価格差についてご説明いたします。

一般住宅で使われることの多いクロスは、「ビニールクロス」と呼ばれ、表面に塩化ビニール樹脂の層があり、紙の層が裏打ちしてあります。ビニールクロスは施工性が良く種類も豊富、手入れもしやすいので、住宅の90%で使用されていると言われます。

ビニールクロスは大きく分けて「量産」タイプと「1000番台」タイプに分かれます。「量産」というのは言葉の通り、大量生産されているベーシックな商品です。価格もリーズナブルなので、予算をかけられない物件や、手軽にリフォームしたい、という時にはもってこいです。

材料に厚みがあり、下地の凸凹もひろいにくいので、職人さんにとっても施工しやすく、DIYの方にも扱いやすい材料です。色の種類はあまり多くありませんが、部屋の一面だけアクセントカラーを入れたい場合にも使えるブラウン/グレー/ネイビーなどはそろっています。

一方、「1000番台」と呼ばれるクロスは、量産以外のものを指します。標準価格(定価)が1,000円/mなので、1000番台と呼ばれていますが、実際の仕入れ値は量産タイプよりも高額で、量産カタログよりも色柄が豊富で、消臭や抗ウイルス、マイナスイオン、傷に強いなどといった機能性を備えたものも多くあります。

また、1000番台の中でもさらに大きく2種類にわかれ、リフォーム(貼り換え)向きの厚みのある素材のものと、新築施工向きの薄い素材のものとがあります。

1000番台のカタログの中には、画鋲を刺しやすい弾力性を持つ「掲示板クロス」や、書き込みのできる「ホワイトボードクロス」、マグネットで掲示などができる「マグネットクロス」などもありますが、これらの特殊なクロスは価格が他のものより高くなります。

話が長くなってしまいましたので、続きはまた次回!!