洗面台をリフォームするときに知っておきたい基礎知識
洗面台は家族が毎日使うものなので、年数が経つと不都合がでてきます。磨いても汚れが取れないと、洗面台に立つたびにモチベーションが低下してしまいます。
洗面台の耐用年数は、一般的に10~15年と言われています。水道管からの水漏れや洗面ボウルにひびが入らないうちに、洗面台のリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
◼ 洗面台はライフスタイルによって選びましょう
ひとり世帯や、お化粧などはドレッサーや三面鏡などを使う人は、水栓と排水口、洗面ボウル、鏡など最低限の機能がついているコンパクトな洗面台タイプを選ぶ人もいらっしゃいます。
また、蛇口や洗面ボウルだけ取り換える工事もあります。
一方、家族の多い人や、お化粧やヘアセットも洗顔と同時にやってしまいたい人は、コンセントや証明が備わっていて、収納スペースもたっぷりある洗面化粧台を選ぶ人が多いようです。
洗面台は、さまざまなメーカーから販売されており、種類は豊富にあります。ショールームなどを見てまわり、ライフスタイルによって選ぶとよいでしょう。
その際には、洗面台の高さもチエックしておきましょう。一般的には高さ80㎝のものが多く、そのほかには75㎝、85㎝などがあります。
◼ 好みや予算を明確にする
一般的な家庭では、洗面化粧台のユニットタイプやシステムタイプに人気があります。
・ユニットタイプは、洗面用のボウルと水栓金具、鏡、照明、収納用のキャビネットなどで構成されています。
ユニットタイプは、比較的リーズナブルな価格で、狭いスペースにも対応できるのが特長です。
・システムタイプは洗面用のボウルや水栓金具、鏡、照明、収納用のキャビネットなどのパーツを、自由に組合わせることができます。
洗面化粧台の価格相場は、ユニットタイプなら5~15万円くらい、システムタイプなら20万円以上が目安となります。
◼ 壁紙や床もリフォームする場合は予算や日程も考慮しておきましょう
洗面所のリフォームを行うときは、洗面台だけを交換するのか、同時に洗面台まわりの壁紙や床もリフォームするのかで、費用や作業日数が変わってきます。
洗面台の交換だけなら半日~1日で終了し、費用はおおむね20万円以下ですが、壁紙や床材などの内装も同時におこなう場合は、費用は30~50万円と高額になり、リフォーム期間も長くなります。
また、バリアフリー仕様にする場合は、それ以上の費用がかかる場合もあります。
◼ まとめ
洗面台のリフォームは、使う材質のグレードや、リフォームを行う範囲によって違ってきます。
リフォームをする前に、ネットで調べたり、ショールームを見てまわるなどして、どのようにリフォームをしたいかを決めておくと、スムーズにリフォームが進みます。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター