お風呂のリフォームをしたら今より広くなるってホント?解説します

お風呂リフォームを検討している方の中には、「リフォームをしたら今よりお風呂が広くなるのでは?」と期待している方もいるかもしれません。

実際、お風呂リフォームを通じてスペースを広く感じさせることは可能です。

ただし、実際にお風呂が広くなるかどうかは、いくつかの要素によって決まります。

今回は、お風呂を広くするリフォームのポイントについて解説します。

この記事は、次のような人におすすめです!
・お風呂のリフォームを考えている!
・お風呂をもっと快適な空間にしたい!

1 ユニットバスの導入でスペースを効率化

ユニットバスとは?
ユニットバスは、壁や床、天井が一体型で工場で作られた浴室のことを指します。従来の在来工法のお風呂に比べ、スペースの有効活用がしやすく、無駄なスペースが少ないのが特徴です。

広く感じる理由

  • デザインの一体感:ユニットバスは継ぎ目が少なく、デザインが統一されているため、視覚的に広く感じられます。これにより、同じ面積でも開放感が増し、実際以上に広さを感じることができます。
  • 空間の最適化:ユニットバスでは、浴槽や洗い場の配置が最適化されており、無駄なスペースが削減されています。これにより、リフォーム後のお風呂が広く使えるようになることがあります。

2 壁や床の変更で開放感をアップ

視覚的な広さを生み出す素材選び
リフォームによって、壁や床の素材や色を変更することで、視覚的にお風呂を広く感じさせることができます。

広く感じる理由

  • 明るい色や光沢のある素材の使用:明るい色や光沢のあるタイル、パネルを使用すると、光が反射し、空間が明るくなり、広く感じられます。特に、白や淡い色は空間を広く見せる効果があります。
  • 鏡の設置:大きな鏡を設置することで、奥行きが生まれ、空間が広がったように見えます。浴室の壁に鏡を取り入れることで、実際の広さ以上に感じさせることが可能です。

3 間取り変更で物理的に広げる方法

リフォームで物理的にスペースを広げる
間取りを変更するリフォームを行うことで、物理的にお風呂を広げることも可能です。ただし、この場合、家全体の構造や他の部屋との兼ね合いを考慮する必要があります。

広くなる理由

  • 隣接する部屋や収納スペースを利用:お風呂の隣にある部屋や収納スペースを取り込むことで、物理的にお風呂のスペースを広げることができます。この方法は大掛かりなリフォームが必要ですが、大幅に広くすることが可能です。
  • バリアフリー化による段差の解消:バリアフリーリフォームの一環として、床の段差をなくすことで、平坦な床面が広がり、より広々とした印象を与えます。特に、高齢者がいる家庭では、バリアフリー化も兼ねた広さの確保がポイントになります。

4 浴槽や設備のサイズ・配置の工夫

浴槽やシャワーの位置を工夫
浴槽やシャワー、洗い場の配置を工夫することで、広く使えるレイアウトを実現できます。

広く感じる理由

  • コンパクトな浴槽の導入:広さを確保するために、コンパクトな浴槽を導入することも一つの手です。最近では、コンパクトでも深さがあり、リラックスできる浴槽が多く販売されています。
  • シャワースペースの見直し:シャワーの位置やパーティションを見直すことで、洗い場を広く使うことができます。また、シャワーヘッドの位置を調整することで、水の飛び散りを防ぎ、快適にスペースを利用できます。

まとめ

お風呂リフォームで今より広く感じさせることは可能ですが、実際の広さをどう感じるかは、リフォームの内容やデザインの工夫次第です。

ユニットバスの導入や素材の選び方、間取り変更によって、視覚的・物理的に広くすることができます。

また、設備の配置やサイズを見直すことで、限られたスペースでも快適に使えるお風呂を実現できるでしょう。リフォームを検討する際は、これらのポイントを考慮して、理想のお風呂空間を作り上げてください。

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