オール電化リノベーションにかかる費用とメリットをご紹介!
オール電化住宅は、エネルギーを電気に一本化し、住宅設備が充実しており、スマートな生活を送ることができます。
古くなってきた設備を一新する機会に、せっかくなのでオール電化住宅にリノベーションしたいという方は多いです。
オール電化住宅にするためにかかる費用について、どのような工事を行なうのか、そのメリットについてご紹介いたします。
この記事は、次のような人におすすめです!
・リノベーションしてオール電化にしてみたい!
・オール電化リノベーションにかかる費用を知りたい!
1 オール電化住宅にするための工事
オール電化住宅は、ガスで使用する設備類ではなく、全て電気で稼働する設備類にしている住宅のことを言います。
一般的には、
・ガスコンロ → IHクッキングヒーター
・ガス給湯器 → エコキュート
に交換する工事が、オール電化リノベーションと言われます。
さらに、太陽光発電、蓄電池、床暖房といった新しい設備類を導入したリノベーションを行う場合もあります。
キッチン自体をシステムキッチンに丸ごと交換する場合や、浴室をシステムバスにすることもあります。
2 オール電化リノベーションにかかる費用
・ガスコンロ → IHクッキングヒーター
・ガス給湯器 → エコキュート
上記のリノベーション費用は、およそ100~150万円となります。
リノベーションをお考えの場合、コンロだけの交換より、キッチン自体を交換し、給湯器交換の際に浴室も交換するという方も多いです。そのため、初期費用の負担感はそれほど大きくないと考えることもできます。
3 オール電化住宅のメリット
オール電化住宅は、初期費用がかかりますが、生活する上で様々なメリットがあります。
- 光熱費が抑えられる
ガスの契約が必要なく、基本料がかかりません。電気のみの契約で済む上、オール電化の電気プラン(夜間の電気代が割安)によってお得になります。
※電気使用量によっては、光熱費が安くなるとは限りません。
- 火災の危険が少ない
IHクッキングヒーターは、火が出ないため火災の危険性が低いです。服に燃え移ってしまうことや、火を消し忘れていた、地震でガスが漏れてしまったということもないため安心です。
- 災害時に強い
災害によってライフラインが止まった際に、電気の復旧は、ガスや水道に比べると早い傾向にあります。
また、停電した場合にオール電化の場合、不利と言われていますが、ガス給湯器も停電すると使えないタイプが主流となっています。そのため、エコキュート内のお湯を使える点で、オール電化住宅の方が停電に強いと言えます。
初期費用はかかりますが、生活の質を大きく向上させてくれるオール電化住宅にぜひ変えてみるのはいかがでしょうか。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター