システムキッチンをリフォームをして「お家で楽しもう!」
キッチンが新しくなると、料理が楽しくなります。
最近は「お家で楽しもう!」を合言葉に、様々なリフォームで気分を上げる人たちが多くなりました。なかでもキッチンをリフォームして、家族で食事を作る世帯が増え、「男子厨房に入らず」は、完全に死語となりました。
男性にも使いやすく、お子様にも安全なキッチンについてお伝えします。
■システムキッチンとは?
システムキッチンとは、コンロとシンクが一体化したキッチンのことです。
従来のコンロとシンクが別々のセパレートタイプに比べ、掃除がしやすく見た目がすっきりします。
システムキッチンの種類
システムキッチンには次のようなタイプがあります。
・I型:コンロとシンク、作業台が一列に並んだタイプで、狭いスペースを有効利用できます。
・L型:コンロとシンク、作業台がL型に並んだタイプで、動線が短いのが利点です。
・U型:独立型のキッチンに近く、生活感が出にくいのがメリットです。
・アイランド型:ダイニングと一体化していて、キッチンが島(アイランド)のように設置されています。家族とのコミュニケーションがとりやすいのがメリットです。
・ペニンシュラ型:アイランド型キッチンの片方が壁付けになっているタイプで、開放感があります。
・クローズド型:コンロやシンク、作業台が丸見えにならない昔ながらの独立型キッチンです。少々散らかっていても、気にならないのがメリットと言えます。
■システムキッチンを選ぶ際のポイント
それぞれのライフスタイルによって、システムキッチンの選び方も違ってきます。
・主に男性が料理をする場合は、作業台を高くする必要があります。
作業台の高さは、一般的に日本人女性の平均身長から割り出したものです。
158cm前後の身長なら85cmくらいの作業台の高さが適していますが、90cmもあります。
メーカーにもよりますが、80cm、85cm、90cmから選べます。
*LIXIL、パナソニック、クリナップ、タカラスタンダード、ファーストプラス、トクラスなどのメーカーをご参考にご検討ください。
・ちいさなお子様がおられる家庭には、一定時間ボタン操作をしないと自動的に電源が切れる安全装置やチャイルドロックをかけられる機能が付いた「IHクッキングヒーター」なども人気です。
■まとめ
システムキッチンには様々なタイプがありますが、家族構成やライフスタイルによって理想とするかたちが違ってきます。
家族で食事作りを楽しみたいならアイランド型、キッチンの汚れ物などが目につくと落ち着かないタイプの人は独立型のキッチンなど、住む人が楽しく心地よいスタイルを選びましょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター