ユニットバスをリフォームするときのヒント

ユニットバスの耐用年数は、一般的に15～20年と言われています。

そろそろリフォームをとお考えの方のために、ユニットバスをリフォームするときのヒントをお伝えします。

◼ユニットバスとは？

ユニットバスは、工場で生産された床や壁、浴槽などのパーツを現場で組み立てるタイプのお風呂のことをいいます。

必要なパーツが工場で生産された状態で届くため、現場での作業時間が短くてすみます。

工場生産のため、品質が安定しているのもメリットの一つです。ユニットバスの交換にかかる日程は2～6日、費用は70～80万円が平均ですが、グレードやサイズによって異なります。ユニットバスにリフォームする際は、サイズを確認するようにしましょう。

◼お風呂の種類

お風呂の種類には、ユニットバスの他に、在来工法があります。

元々のユニットバスを新しいユニットバスにリフォームする場合は、サイズを確認することで比較的簡単におこなえます。しかし、昔ながらの在来工法のお風呂をユニットバスにリフォームする場合は、ユニットバスが入らない場合もあります。

事前にサイズを確認してユニットバスの規格が一致しなければ、お風呂場の拡張工事が必要になることもあります。また、様々な理由からユニットバスに変更できない場合は、在来工法から再度在来工法へリフォームする方法もあります。

その場合は、好みのタイルを貼ったり壁画を描くなど、自由度が高いリフォームがおこなえます。

リフォームする際は家族構成によって検討しましょう

高齢者がいる場合は、浴室の段差を解消したり手すりをつける工事や、ヒートショックを防ぐために浴室暖房を設置する工事を同時にやっておくことをおすすめします。

しかし、マンションなど集合住宅は、排水などの都合でバリアフリー化が無理なこともあるので、事前に業者に現場を見てもらいましょう。

また、家族一緒にお風呂を楽しみたい方は大き目のバスタブを撰んだり、家族の人数が多い場合は、お湯が冷めいくいバスタブを選ぶと、何度も追い焚きをせずにすみます。

その他にも、シャワー中心の世帯なら、浴槽を小さくしてシャワー設備を充実させる方法もあります

事前に家族で話し合い、希望を業者に相談して検討しましょう。

◼まとめ

 清潔感あふれるユニットバスにリフォームされた空間でリラックスすると、その日の疲れもスッキリとれます。

希望通りのリフォームが叶うように、まずはユニットバスを入れることができるかどうか、工事にかかる日数や費用は妥当か、付帯工事をどうするかなどを検討しておくと、スムーズにリフォームが進みます。