リクシルのキッチンについて特徴をたっぷりご紹介します
さまざまな住宅設備を取り扱っているリクシル。キッチンやお風呂、トイレといった水回りの設備商品もたくさんありますが、中でも今回はリクシルのキッチンについてご紹介します。リクシルのキッチンの特徴やハウジング重兵衛が取り扱っているシリーズ、あると便利なオプションなど詳しくご紹介するので、キッチンリフォームをご検討の際はぜひ参考にしてみてください。
◼ リクシルとは
リクシルは、キッチンやお風呂、トイレ、洗面化粧台といった水回りの設備、窓や玄関ドア、エクステリアなどの内装建材を取り扱っている会社です。」2011年に設備機器・建材メーカーであるINAX、トステム、新日軽、東洋エクステリア、サンウェーブ工業の5社が統合して誕生したのがリクシル。リクシルのキッチンはサンウェーブ工業のものが中心となっており、「ヒューマン・フィットテクノロジー」を開発コンセプトとしています。使う人の動きを考えることで、機能性が高く使い勝手の良いキッチン製品が揃っています。
◼ リクシルのキッチンの特徴
新築で家を建てようと思っている人、キッチンリフォームを検討されている人でなくても、リクシルというメーカー名は聞いたことがある人がほとんどかと思います。しかし実際に検討してみるまでは、リクシルのキッチンにどのような特徴があるのかということまでは知らないかもしれません。そこでリクシルのキッチンの特徴をたっぷりご紹介します。キッチン選びの参考にしてみてくださいね。
・セラミックトップ
キッチンにはコンロやシンク、調理台といったパーツがありますが、調理台の天板に使われる素材には種類があります。ステンレスや人工大理石の天板が一般的ですが、高温で成型されたセラミックを使用し始めたのがリクシル。他の素材と比べて高級感がある見た目が特徴です。
セラミックの強みとしては、熱に強いこと、傷に強いこと、汚れに強いこと、の3つがあげられます。高温で成型されていることから耐熱性があり、鍋をそのまま置いても変色などの心配がありません。表面の硬度が高いため傷が付きにくく、吸水性がないことから汚れに強い性質も持ち合わせています。
・シンク
料理をするときには避けて通れない洗い物。苦手な人も多いかもしれませんが、リクシルのシンクは調理と片付けのどちらもサポートしてくれます。シンク内には2段のレールが設けられており、調理中には野菜などを置けるプレート、片付け中には水切りかごを設置することができます。調理台に野菜やまな板、ボウルなどを並べるとスペースが狭くなってしまいがちですが、サポートプレートを使用すると調理台を広く使うことができます。水切りかごを置くスペースがないキッチンでも、シンク内にかごを設置することで洗い物が快適に。
・排水口
古いタイプのキッチンを使っていると、洗い物が終わったあと食べ物のカスなどがシンク内に散らばったままになっているという経験がある人も多いかもしれません。リクシルのキッチンは水の力で排水口にうずを作り出す「くるりん排水口」という機能が搭載されています。水の力だけでうずを起こしているので電気を使わないにもかかわらず、汚れがつきにくくなる嬉しい機能です。
・水栓
洗い物をするときに水栓を触って水を出したり止めたりすると、水が滴ってしまいます。リクシルのキッチンではハンズフリー水栓になっているため、手や物をかざすことでどちらも自動で行ってくれます。ハンズフリー水栓では感度が悪くて反応しにくいというケースもありますが、リクシルのキッチンは好感度センサーになっているため、黒いものや透明のものでもしっかり感知してくれます。
・レンジフード
コンロの上の換気扇は、油で汚れてしまいがちです。その上掃除が面倒なので、汚れを放置しているという人もいるかもしれません。リクシルのキッチンは「よごれんフード」という換気扇を採用しており、ファンのお掃除が必要ありません。油煙をよごれんフードの中で油と空気に分離させ、油をオイルトレーに集めます。これによってきれいな空気だけが外にいく仕組みになっています。
・収納
キッチンには調理器具や食品のストック、消耗品などさまざまなものを収納するスペースが必要です。どこに何があるか分からないようなキッチンは、使い勝手が悪くなってしまいますよね。リクシルのキッチン収納は扉が斜めに開くため、力を使わずに中のものを取り出すことができます。引き出しの手前部分に入れたものだけではなく、奥に入っているものまで簡単に取り出せます。包丁やラップ、など頻繁に使うものをサッと取り出せるのは嬉しいポイントです。
・壁
キッチンは水や油が跳ねることで壁が汚れてしまい、お手入れが大変です。お手入れしやすい壁としてキッチンパネルを採用する人が多いですが、見た目にこだわりたい人はタイルを採用することも。一般的なタイルは目地部分の掃除がしにくいですが、リクシルのタイルは目地のお手入れもしやすくなっています。
◼ リクシルのキッチンシリーズ
リクシルで販売されているキッチンシリーズの中から、ハウジング重兵衛が取り扱っているシリーズをご紹介します。それぞれ特徴や価格帯が異なるため、要望と予算のバランスを考えた上で選んでみてくださいね。
・リシェルSI
リシェルSIの特徴は何といっても、セラミックトップを採用している点です。他のシリーズではセラミックトップを選ぶことができないため、セラミックトップにこだわりたい人にはリシェルSIがおすすめです。セラミックトップはブラックとグレー、ベージュ、ホワイトの4種類から選ぶことができ、セラミックトップだけではなくステンレスを選ぶこともできます。大容量の収納でありながら使い勝手も良い「らくパッと収納」も人気のオプションです。
・シエラ
シエラはリクシルの中で手ごろな価格帯のシリーズです。お手入れのしやすいシンクや収納しやすいキャビネット、静かに閉まるレールなど使いやすい機能がたくさん揃っています。ハウジング重兵衛特別仕様のシエラでは天板はホワイトの人工大理石かステンレスの2つから選ぶことができます。キャビネットの扉の色の選択肢が少ないというデメリットはありますが、気に入った色があればお得なキッチンシリーズだといえます。
・KaSuMi
KaSuMiスキットシンクやよごれんフード、収納しやすいキャビネット、食器洗い乾燥機などさまざまな機能が搭載されています。ワークトップは4色の人工大理石、ステンレスの中から選ぶことができ、扉のカラーはブルーやイエロー、ホワイト、ウォールナット、ナチュラルの5色から選ぶことができます。
◼ あると便利なオプション
キッチンには標準装備されている機能とオプションとして後付けしなければならない機能があります。標準装備だけで良い機能と、オプションでも欲しい機能をあらかじめ決めておくとキッチン選びがスムーズに進むことでしょう。リクシルのキッチンの中であると便利なオプションについてご紹介します。
・タッチレス・ハンズフリー水栓
洗い物をしていて途中で水を止めるとき、洗剤が付いたままの手で水栓を触るのが嫌だという人も多いはず。タッチレス・ハンズフリー水栓をオプションで付ければ、水栓を触ることなく水を止めたり出したりすることができます。手から水が滴って水栓のまわりが汚れることもなく、お手入れの手間も省けます。手をかざしたときにしっかり反応してくれるかどうかをショールームなどで実際に体験してみてから選ぶことをおすすめします。
・食器洗い乾燥機
家族の人数が多かったり来客が多かったりすると、全ての食器を手で洗うのは大変ですよね。共働きで家事にたくさんの時間を費やせないという人にとっても、食器洗い乾燥機があればとても便利です。洗うことが苦手ではない場合は別ですが、時間や手間を節約したいと考える人には食器洗い乾燥機をオプションで付けることをおすすめします。
・くるりん排水口
リクシルキッチンの特徴でご紹介したように、水の力で排水口にうずを起こす「くるりん排水口」もオプションで選ぶことができます。シンクの端の汚れを手で触ることなく自然と流すことができるので、洗い物の際のストレスが軽減されます。少しでも洗い物を快適にしたいという人にはくるりん排水口がおすすめです。
◼ まとめ
リクシルはキッチンやお風呂、トイレといった住宅設備、内装の建材を取り扱っている会社です。2011年に5つの会社が統合したことから、総合メーカーとしての強みを持っています。リクシルのキッチンはセラミックトップや使いやすいシンク、水の力でうずを起こすくるりん排水口、お手入れしやすいレンジフードなど、さまざまな機能が搭載されています。全てが標準装備というわけではありませんが、オプションで付ける価値がある機能もたくさんあります。
リクシルのキッチンシリーズのうち、ハウジング重兵衛ではリシェルSIとシエラ、KaSuMiを取り扱っています。それぞれ特徴や価格帯、標準装備の機能が異なるため、予算とのバランスを考慮した上で選ぶようにしましょう。理想のキッチンを思い浮かべると、ついオプションをたくさん付けてしまいがちですが、本当に必要な機能だけを選ぶことをおすすめします。
ハウジング重兵衛は千葉県と茨城県という地域に根差した、創業120年のリフォーム会社です。特に水回りのリフォームを得意としており、これまでに2万件を超える施工実績があります。お客様の要望をしっかり聞いて「自分の家族に提案する」ような意識を持ってプランを提案しております。千葉県に4店舗、茨城県に3店舗のショールームを展開しており、さまざまなメーカーの商品を見て体験することができます。千葉県と茨城県でリフォームをご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター