キッチンの換気扇が壊れたらどこに修理を頼めばいい?修理以外の選択肢も含めてご提案します
キッチンの換気扇は、料理中に発生する煙や油、臭いを排出し、室内の空気を清潔に保つために欠かせない設備です。
しかし、長年使用していると、動きが鈍くなったり、異音がしたり、最悪の場合、全く動かなくなることもあります。
換気扇が壊れた場合、どこに修理を依頼すれば良いのか、そして修理以外の選択肢についてもご紹介します。
この記事は、次のような人におすすめです!
・キッチンのリフォームを考えている!
・QOLを上げるキッチンリフォームのポイントを知りたい!
1 換気扇の修理を依頼する先
専門業者に依頼する
換気扇が壊れた場合、まず考えられるのが専門の修理業者への依頼です。
換気扇には電気工事やダクトの知識が必要な場合もあり、プロに任せるのが安心です。
特に、以下の業者に依頼するのがおすすめです。
- 換気扇のメーカーに依頼
もし保証期間内であれば、購入したメーカーに直接修理を依頼するのが最も確実です。メーカーの修理サービスなら、純正の部品を使った修理が期待できます。 - 電気工事業者に依頼
換気扇の電気系統に問題がある場合や、取り付け作業が必要な場合は、電気工事業者に依頼するのが適しています。電気工事の資格を持ったプロが対応してくれるため、安心して任せられます。 - 住宅設備修理業者に依頼
換気扇だけでなく、キッチン全体の設備を点検・修理してもらいたい場合は、住宅設備全般を扱う修理業者に依頼するのも良いでしょう。換気扇の修理と一緒に、他の設備のメンテナンスも行ってもらうことができます。
2 修理以外の選択肢:換気扇の交換
古い換気扇は交換を検討
換気扇が壊れた場合、修理よりも交換を選ぶ方が長期的にはメリットが大きいこともあります。
特に、以下のような場合には、修理ではなく交換を検討することをおすすめします。
- 年数が経っている場合
換気扇の寿命はおおよそ10~15年とされています。それ以上使用している場合、部品の劣化が進んでおり、修理しても他の部分が次々に壊れる可能性があります。このような場合、最新の換気扇に交換することで、省エネ性能や吸引力が向上し、快適な環境を取り戻せます。 - 部品が手に入らない場合
古い機種では、修理に必要な部品が製造中止になっていることがあります。この場合は、修理が難しいため、換気扇を新しいものに交換する方が現実的です。
換気扇の交換のメリット
- 省エネ性能の向上
最新の換気扇は、消費電力が少なく、より静かで高性能です。これにより、長期的に電気代の節約にもつながります。 - 掃除が簡単
新しいモデルには、掃除がしやすい設計のものも多く、メンテナンスが楽になります。特に、フィルターの取り外しが簡単なモデルや、汚れが付きにくい素材を使用した換気扇は人気です。
3 自分で修理・交換する選択肢
DIYで対応可能な場合
簡単な不具合や部品交換で済む場合、自分で修理や交換を行うことも可能です。
特に、以下のようなケースではDIYが有効です。
- フィルターやファンの掃除
換気扇が動かない原因が汚れの詰まりであれば、フィルターやファンを掃除するだけで解決することがあります。定期的な掃除を行うことで、故障を未然に防ぐこともできます。 - 簡単な部品交換
スイッチやカバーなど、簡単に取り外せる部品が壊れた場合は、自分で交換部品を購入し、取り替えることができます。インターネットで部品を取り寄せることも可能です。
DIYの注意点
- 電気工事の必要性
電気工事が必要な場合は、必ず資格を持った業者に依頼しましょう。無理に自分で行うと、感電や火災のリスクがあります。 - 保証の確認
DIYで修理を行った場合、メーカー保証が無効になることがあります。保証期間内であれば、まずメーカーに相談することをおすすめします。
まとめ
キッチンの換気扇が壊れた場合、まずは専門業者に修理を依頼するのが安心です。
特に、メーカーや電気工事業者に依頼すれば、確実な修理が期待できます。一方で、換気扇が古く修理が難しい場合や、省エネ性能を向上させたい場合には、交換を検討するのも賢い選択です。
また、簡単な修理であればDIYで対応することも可能ですが、電気工事が必要な場合は必ず専門家に依頼しましょう。
自分に合った対応方法を選び、快適なキッチン環境を維持してください。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター