機能性壁紙の進化がすごい!防臭・防カビ・抗ウイルスのリフォーム術
壁紙リフォームといえば「見た目を変えるだけ」と思われがちですが、近年は機能性を備えた壁紙が多数登場し、住まいの快適性や衛生面にまで大きな影響を与えています。
特に防臭・防カビ・抗ウイルスといった機能が加わった壁紙は、子育て世帯やペットのいる家庭、高齢者の暮らす家などで注目度が急上昇中。
今回は、そんな機能性壁紙のメリットと上手な活用方法について詳しくご紹介します。
この記事は、次の人におすすめです!
・長年住んでいるお部屋の雰囲気に飽きてきた
・壁紙を替えて気分もリフレッシュしたい

1 防臭機能で気になるニオイ対策を
生活するうえで避けられない「ニオイ問題」。特に玄関やトイレ、キッチン周りでは、どうしてもニオイがこもりがちになります。
そこで活躍するのが防臭機能を持った壁紙です。近年の防臭壁紙は、表面に消臭剤を練り込んだ加工がされており、空気中の臭気成分を吸着・分解することで常に空気を清潔に保つ効果があります。
芳香剤に頼るのではなく、壁自体がニオイを軽減してくれるのは非常に便利です。
- 玄関・トイレ・キッチンのニオイ対策に最適
- 薬剤や芳香剤を使わず自然に臭気を軽減
- 来客時も安心の清潔空間を演出
2 防カビ仕様でジメジメ空間も安心
浴室・脱衣所・北向きの部屋など、湿気がこもりやすい場所ではカビの発生が悩みのタネ。
そんな環境におすすめなのが防カビ性能を備えた壁紙です。防カビ剤を含んだ加工によって、カビの根を張ることを防ぎ、長期間にわたって清潔な状態をキープできます。
特に新築ではなく築年数の経った住宅では、壁紙の張り替えついでに防カビ対策をすることで、住宅全体の寿命を延ばすことにもつながります。
- 湿気の多い場所に効果的な防カビ対策が可能
- カビによる健康被害の予防にもつながる
- メンテナンス頻度の軽減と住宅寿命の延伸
3 抗ウイルス壁紙で安心・清潔な暮らしを
感染症対策が日常になった今、壁紙にも「抗ウイルス」という選択肢が登場しています。
これは壁紙表面にウイルスを減少させる特殊な加工が施されており、接触による感染リスクを抑える効果が期待できます。
病院や保育施設で多く採用されていましたが、近年では一般家庭にも普及しつつあります。特にリビングや子ども部屋など、人の出入りが多い空間にはおすすめです。
- ウイルスの接触感染対策として注目されている
- 子どもや高齢者のいる家庭でも安心
- 家全体の衛生意識を高めるきっかけに
まとめ
機能性壁紙は、ただのインテリアではなく“住まいを守る壁”へと進化しています。
防臭、防カビ、抗ウイルスといった性能を活かすことで、見た目だけでなく住環境そのものを健康的で快適なものに改善できます。
リフォームを検討する際は、見た目だけでなく機能性にも注目し、暮らしに合った最適な壁紙を選んでみましょう。
- 機能性壁紙は快適さと清潔さを同時に実現できる
- 防臭・防カビ・抗ウイルスなど用途に合わせて選ぶのがポイント
- 壁紙リフォームで住まいの“健康”もアップグレードできる
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール

リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター