リノベーションで後悔しないコツ!選択肢をしっかり見つけよう!
リノベーションをして、家を綺麗にかつ過ごしやすく変えようと思っている方が最近多くなっています。新築の家を購入するより価格を抑えつつ生活の質を上げる事が出来ると人気になっているのです。
しかし、今までリノベーションをしてきた方の中には、結果に満足できていない人や後悔している人も一定数いるのが事実。 そこでこの記事では、リノベーションで後悔しないコツや、今までどんな後悔をしてきたのかなど一例をご紹介します。
1 金額面での後悔
まず当たり前ですが、大規模なリノベーションをする場合予算がかかりますが、思いがけぬ予算がかかってしまった例をご紹介します。
解決策としては、数社見積もりを取りどこにいくら必要なのかを見極めたうえで、現実的な工事をお願いすることです。
・仮住まいの費用を考えていなかった
大規模なリノベーション工事になると、その家に住みながら工事は出来ない場合があります。そんな時、近くのアパートやマンションなどを賃貸で借りて仮住まいとするのですが、この費用を考えていなかった人が実は結構存在します。
このくらいのリノベーションなら住みながらでも大丈夫だろう、せいぜい1~2ヵ月のことだしそこまで費用はかからないだろう…。
このように安直に考えていると、実際の見積もりと工期を見た時にとんでもない期間がかかってしまったり、時期によっては引っ越しの費用が高額になる場合があります。
仮住まいの費用も込みでしっかりとリノベーションの計画をしましょう。
・補修工事の金額が高くなってしまった
家の中身だけリノベーションすればいいや!と思い、見積もりをした結果、別の部位にリノベーションをする必要が出てくる場合があります。
知らないうちに弱っているところがあり、業者が「ここを直さないと他のリノベーションは無理です」と言われてしまうケースはよくあります。 思っていたよりも補修に金額がいってしまい、家の中のデザイン面でのリノベーションで妥協をして後悔してしまう人が結構いるのです。
2 デザイン面での後悔
金額だけでなく、デザイン面での後悔もよくあります。生活の質を上げようとしたのにそうでもなかった、別に工事をしなくても変わらなかったケースをよく聞きます。
解決策としては、どこに焦点を当てるかをしっかりと考え、絶対達成したい目標を中心に考えて意見をブラさないようにしましょう。
後悔した例もいくつかご紹介します。
・トイレを増やさなかったこと
今までトイレが一つでも何ら問題がなく、子供が増えるため子供部屋を作るリノベーションだけをしたケースがあります。しかし、子供が増えるという事は、トイレ人口が増えるという事です。
さらに、子供はトイレが大人より近いですし、病気にもなりやすくトイレが長くなる場合もあります。
もしも家族が増える予定があるのであれば、トイレをもう1個追加しておきましょう。
・コンセントの配置を考えなかった
さらによくあるのがコンセントの配置問題です。リノベーションをするにあたって増やしてみたものの、家具を置いたせいでつぶしてしまったり、必要なところにコンセントが無くて延長コードだらけになってしまったり…。
この場合は、最初に間取りと家具の配置をしっかりと計画したうえでコンセントを増やすしかありません。 このように、費用面とデザイン面での後悔は思わぬ細かいところにも潜んでいますので、是非参考にしてみてくださいね。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター