リフォーム期間が長引く原因とは?短くするコツも知っておこう
リフォームする際には、リフォーム内容はもちろん費用や期間など気になるポイントがたくさんあります。リフォームをしている間は家を自由に使うことができなかったり、仮住まいでの生活をしなければならなかったりするため、少なからずストレスは感じてしまいますよね。期間が長引けば費用も高くなるということも考えると、できるだけ長引かせることなく短く終わらせたいものです。そこでリフォームに必要な期間から長引く原因、リフォーム期間を短くするコツまでたっぷりご紹介します。
◼ リフォームに必要な期間
そもそもリフォームにはどのくらいの期間が必要なものなのでしょうか。見積もりにかかる期間と実際の工事でかかる費用について把握しておきましょう。
・見積もりにかかる期間
リフォームを検討し始めると、リフォーム会社のショールームを訪れたり電話やメールで問い合わせたりしてリフォームについて相談するところから始まるのが一般的です。相談内容に基づいてリフォーム箇所での現地調査を行い、実際の状態を見た上でリフォーム内容の提案へとつなげていきます。お客様の希望や予算に合わせてリフォームプランを作成し、確定したら見積もりの提出という流れ。
見積もりを出すまでの工程が分かりましたが、業者は打ち合わせや現地調査の内容から、必要な工事内容や材料、工事の工程などを考えた上で費用を算出します。期間としては見積もりの工程まで進むのに約1週間〜1ヶ月程度。見積もりまでの期間があまりに長いようだと一度連絡してみても良いですが、まずは初めの相談の段階からだいたいの期間を確認しておくと安心です。
見積もりまでの工程を見ると多く感じられるかもしれませんが、見積もりまでは無料でできる業者がほとんどなので、いくつかの業者に見積もりを出してもらって比較検討するのがおすすめです。
・工期
リフォームの工事期間はリフォーム箇所や規模によって大きく変わってきます。水回りの中では洗面台の交換のみのリフォームが一番短く、早ければ半日、長くても2日あればリフォームが完了します。トイレも便器の交換のみであれば1〜2日、システムキッチンやユニットバスの交換のみであれば2日〜1週間程度で完了します。キッチンの向きや形状を変えたり、お風呂を在来工法で一から作り上げたりする場合には2週間程度かかることもあるため、希望条件だけではなく費用や期間も考慮した上でリフォーム内容を決めるようにしましょう。
◼ リフォームが長引く原因
一般的なリフォーム期間と比べて、リフォームが長引いてしまうこともありますが、原因は何が考えられるのでしょうか。
・時期や日程
リフォームが長引く原因として、時期や日程があげられます。例えば業者の休日を挟んでしまったり、ゴールデンウィークやお盆などの連休を挟んでしまったりする場合。またはリフォームの繁忙期である冬〜年度末にリフォームを行うと長引くこともあります。時期や日程によってリフォームが長引くことは誰が悪いわけでもありませんが、知識を身につけて長引きそうな時期を避けることで対策できるため頭に入れておくと良いでしょう。
・リフォームの規模
リフォームにかかる期間についてご紹介した通り、水回りの設備の交換だけであれば数日でリフォームが完了します。しかしキッチンの向きやお風呂の位置、スペースの拡張など工事の規模が大きくなると期間も延びてしまいます。期間によっては仮住まいを探さなければならないこともあるため、規模の大きな工事を検討している場合は総合的に判断するようにしましょう。
・住みながらリフォーム
数日で終わるリフォームであれば問題なく住みながらリフォームすることができますが、規模が大きく範囲が広いようなリフォームをする場合は住みながらリフォームすると期間が長引くことも。家に常に業者が出入りしている状態はお客様にとってもストレスだと思いますが、業者にとっても動きにくく感じることもあるかもしれません。費用面が気になるかもしれませんが、大きな規模のリフォームを行う場合は仮住まいも検討してみましょう。
・マンションの場合
マンションはリフォーム期間が長くなりやすいと言われています。マンションは住んでいる人みんなの共有部分が多く、それぞれの生活を守るために管理規約が定められています。リフォームをする際には規約に違反していないかを確認する必要があり、管理組合から許可が出るまでに数週間かかる場合があることも。
また工事の音によって近くの部屋の方とトラブルにならないような準備をしておくこと、資材を搬入するためにエレベーターを使えるかどうかを確認することなどを忘れないようにしましょう。
◼ リフォーム期間を短くするコツ
リフォームを検討し始めると、「どうせリフォームするのであれば早くしたい」と思ってすぐに行動に移すこともあるかもしれません。リフォーム期間を短くするためのコツを知っておくとストレスなくリフォームを終えることができるはず。
・日程や時間の調整
日程や時間をうまく調整すると、本来よりも短い期間でリフォームを終えられることがあります。業者によって決められた休日が異なりますが、リフォームの日程を組む際に業者の休日を避けることがポイント。休日を挟むと作業がストップしたままリフォーム期間が長くなってしまうためです。ゴールデンウィークやお盆など連休は長引く可能性があるため注意が必要です。
・材料や設備選び
工事期間を短くするためというより、最初の相談から工事完了までのスパンを短くするためのポイントとして、材料や設備などを自分の中で決めておくことがあげられます。全くのノープランで打ち合わせに挑むと、打ち合わせ中に一から情報を得て、一から決めていくことになりますよね。打ち合わせをできるだけ短い期間で済ませるためにも、使いたい材料や設備についての知識を身につけておくことがおすすめです。
・家の中を片付けておく
リフォームをする際には、リフォーム箇所の近くや玄関からの動線にある物を片付けておくことも期間を短くする重要なポイント。リフォームが始まってから荷物を片付けていると、その時間に進められる作業に制限が出てしまうため職人さんの人件費だけがかかるという状態になってしまいます。作業の邪魔になってしまうような大きい家具があるような場合も、リフォーム期間前に違う場所に移動させておくと良いでしょう。
◼ まとめ
リフォームを検討している際、リフォームにかかる期間が気になることも多いはず。リフォーム期間が長くなると費用にも関わってくるため、できるだけ短い期間で終えられると嬉しいですよね。リフォームにかかる期間と長引く原因、短くするためのコツを知った上で、効率の良いリフォーム計画を立てましょう。
ハウジング重兵衛では、キッチンやトイレ、お風呂、洗面所といった水回りのリフォームを得意としております。お客様にご負担をお掛けしないような日程で工程を組み、スムーズに工事を終えられるように心がけております。リフォーム内容や期間、費用などについて気になることがあればぜひお気軽にご相談ください。お客様のご要望をお伺いした上でご満足いただけるようなプランでリフォームを行いますので、千葉県と茨城県の水回りリフォームならハウジング重兵衛まで!
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター