ワンランク上のリフォームをするなら?トイレリフォームで考えておきたいポイントを解説します!
トイレは家の中で最も使用頻度の高い場所の一つであり、その快適さや機能性は生活の質に大きく影響します。
ワンランク上のリフォームを目指すなら、トイレのリフォームにおいても細部にまでこだわりたいものです。
このコラムでは、トイレリフォームで考えておきたいポイントを詳しく解説します。
この記事は、次のような人におすすめです!
・トイレのリフォームを考えている
・他とは違うトイレのリフォームをしたい
1 快適性を追求するためのポイント
① 座り心地の良い便器の選択
トイレの中心である便器の選び方は、快適性に直結します。最新の便器には、座り心地を考慮したデザインや機能が充実しています。
- エルゴノミックデザイン
人間工学に基づいた形状の便座は、長時間使用しても疲れにくく、快適な座り心地を提供します。 - 温水洗浄便座
温水洗浄機能が付いた便座は、快適さを大幅に向上させます。温度調節や水圧調整ができるタイプがおすすめです。
② 適切な照明の設置
トイレの照明は、明るさや色温度を調節できるものを選ぶことで、快適な空間を演出できます。
- 間接照明
天井や壁に間接照明を設置することで、柔らかな光が空間を包み、リラックスできる雰囲気を作り出します。 - 調光機能
照明の明るさを調節できる調光機能付きの照明器具を選ぶと、時間帯や使用シーンに応じて最適な明るさに調整できます。
2 機能性を高めるためのポイント
③ 収納スペースの確保
トイレには掃除用品やトイレットペーパーなど、収納すべきアイテムが多くあります。機能的な収納スペースを確保することで、常にスッキリとした空間を保つことができます。
- 壁面収納
壁に埋め込むタイプの収納スペースやシェルフを設置することで、限られたスペースを有効に活用できます。 - キャビネット
便器の後ろや手洗い器の下にキャビネットを設置することで、必要なアイテムをすぐに取り出せる収納を実現できます。
④ 掃除のしやすさを考慮する
トイレの清潔さを保つためには、掃除のしやすさも重要なポイントです。
- フチなし便器
フチがないデザインの便器は、汚れがたまりにくく、掃除が簡単です。 - 防汚加工
便器や床材に防汚加工が施されているものを選ぶと、汚れが付きにくく、お手入れが楽になります。
3 デザイン性を追求するためのポイント
⑤ 高級感のある素材選び
ワンランク上のトイレリフォームには、素材選びにもこだわりたいものです。高級感のある素材を使用することで、トイレ全体の雰囲気が格段に向上します。
- 天然石やタイル
天然石や高級タイルを使用することで、トイレの壁や床に高級感を演出できます。特に大理石やモザイクタイルは人気があります。 - 木材の使用
木材を取り入れることで、温かみのあるナチュラルな雰囲気を作り出せます。ウッドパネルや木製キャビネットなどが選ばれています。
⑥ カラースキームの選定
色の選び方もトイレのデザイン性に大きく影響します。
- モノトーンカラー
白や黒、グレーなどのモノトーンカラーを基調とすることで、シンプルでスタイリッシュな空間を作り出せます。 - アクセントカラー
壁の一部やアクセサリーに鮮やかな色を取り入れることで、個性的でおしゃれなトイレを演出できます。
4 エコと節約を考慮するポイント
⑦ 省エネ設備の導入
環境に配慮したエコなトイレ設備を選ぶことで、節約にもつながります。
- 節水型便器
最新の節水型便器は、少ない水で効率的に洗浄する機能が搭載されており、水道代の節約になります。 - 省エネ照明
LED照明を採用することで、消費電力を抑え、長寿命でメンテナンスも少なく済みます。
⑧ 自然素材の活用
自然素材を活用することで、環境に優しく、快適な空間を作り出せます。
- 竹やコルク
竹やコルクなどの再生可能な自然素材を使用することで、エコなトイレを実現できます。また、これらの素材は温かみのあるデザインにも貢献します。
結論
ワンランク上のトイレリフォームを目指すなら、快適性、機能性、デザイン性、そしてエコの観点から多角的に考えることが重要です。
高品質な便器の選択や適切な照明、機能的な収納スペースの確保、高級感のある素材選びなど、細部にまでこだわることで、毎日の生活をより快適で豊かなものにするトイレを実現できます。
これらのポイントを参考に、自分だけの理想のトイレリフォームを計画してみてはいかがでしょうか。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター