壁紙リフォームで快適な暮らし!防汚・防臭・調湿効果のある素材とは
壁紙のリフォームは、部屋の雰囲気をガラリと変えるだけでなく、快適な住環境を作る上でも重要な役割を果たします。
特に、防汚・防臭・調湿といった機能性を備えた壁紙を選べば、汚れに強く、臭いがこもりにくい、さらに湿度を調整してくれる快適な空間を実現できます。
本記事では、こうした機能性壁紙の特徴と、それぞれの効果を最大限に活かす選び方について解説します。
この記事は、次の人におすすめです!
・長年住んでいるお部屋の雰囲気に飽きてきた
・壁紙を替えて気分もリフレッシュしたい

目次
1 防汚効果のある壁紙で清潔な空間を維持

壁紙の汚れは、日常生活の中で避けられないものですが、防汚機能のある壁紙を選べば、汚れが付きにくく、簡単にお手入れできるため、清潔な空間を保ちやすくなります。
汚れに強いビニールクロス
防汚壁紙の代表的な素材として、ビニールクロスが挙げられます。
表面に特殊なコーティングが施されており、油汚れや手垢などが付きにくく、軽く拭くだけで簡単に落とせます。特にキッチンや玄関周りなど、汚れやすい場所におすすめです。
撥水加工の壁紙で水回りも安心
撥水加工が施された壁紙は、水や汚れを弾きやすく、お手入れがしやすいのが特徴です。
トイレや洗面所などの水回りに使用することで、カビの発生を抑える効果も期待できます。
- ビニールクロスは汚れが付きにくく、簡単に拭き取れる
- 撥水加工の壁紙は水回りに適しており、カビの発生を防ぎやすい
- 汚れが気になる場所には、防汚性の高い壁紙を選ぶとメンテナンスが楽になる
2 防臭効果のある壁紙で空気を快適に

壁紙には、空間の臭いを吸着・分解する機能を持つものもあり、ペットやタバコの臭いが気になる家庭には特におすすめです。
消臭機能付き壁紙の仕組み
防臭壁紙は、壁紙の表面に特殊な加工が施されており、臭いの原因となる成分を吸着・分解することで、空気をクリーンに保つ効果があります。特に、トイレやリビング、ペットを飼っている部屋に適しています。
珪藻土入りの壁紙で自然な消臭効果
珪藻土を含んだ壁紙は、湿度を調整しながら消臭効果も発揮します。化学的な加工を施さず、ナチュラルな方法で臭いを軽減したい場合におすすめです。
- 消臭機能付き壁紙は、臭いの吸着・分解に優れている
- トイレやリビング、ペットのいる部屋に適している
- 珪藻土入りの壁紙は、自然な消臭効果と調湿機能を兼ね備えている
3 調湿機能のある壁紙で快適な室内環境を作る

湿度が高いとカビやダニが発生しやすく、乾燥しすぎると肌や喉のトラブルの原因になります。
調湿機能のある壁紙を選ぶことで、室内の湿度を適切に保ち、快適な住環境を作れます。
吸湿・放湿性能の高い和紙壁紙
和紙壁紙は、自然素材でできており、湿度が高いときは湿気を吸収し、乾燥しているときは放湿する特徴があります。特に、寝室や和室に使用すると、快適な空間を維持しやすくなります。
珪藻土クロスで湿気対策と消臭を両立
前述の珪藻土入りの壁紙は、調湿と消臭の両方の効果を発揮するため、湿気や臭いがこもりやすい場所に適しています。押入れやクローゼット、北側の部屋などにもおすすめです。
- 調湿機能付き壁紙は、湿気を吸収・放出して快適な室内環境を維持
- 和紙壁紙は、自然な風合いと高い調湿効果を持つ
- 珪藻土クロスは、湿気対策と消臭の両方の効果を発揮する
4 まとめ
壁紙リフォームは、見た目を変えるだけでなく、防汚・防臭・調湿といった機能を持つ壁紙を選ぶことで、快適な住空間を作ることができます。
それぞれの機能を理解し、部屋の用途に合わせて適切な素材を選びましょう。
- 防汚壁紙は、キッチンや玄関など汚れが気になる場所に最適
- 防臭機能付き壁紙は、トイレやペットのいる部屋で消臭効果を発揮
- 調湿機能のある壁紙は、湿気や乾燥の対策として寝室や和室におすすめ
機能性壁紙を上手に活用して、快適で健康的な住まいを実現しましょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール

リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター