子ども部屋やリビングに最適!壁紙リフォームのカラーコーディネート術
壁紙リフォームは、手軽に部屋の雰囲気を変えられるだけでなく、家族のライフスタイルや好みに合わせた空間づくりができるのが魅力です。
特に子ども部屋やリビングでは、色の選び方によって居心地や気分が大きく変わります。
本記事では、快適な空間を作るためのカラーコーディネート術をご紹介します。
この記事は、次の人におすすめです!
・長年住んでいるお部屋の雰囲気に飽きてきた
・壁紙を替えて気分もリフレッシュしたい

目次
1 子ども部屋におすすめの壁紙カラー

子ども部屋の壁紙は、成長に合わせて変えやすいものを選ぶのがポイントです。
色の持つ心理的な効果を活用しながら、楽しく落ち着きのある空間を作りましょう。
活発な印象を与える「イエロー・オレンジ」
イエローやオレンジは、明るく元気な印象を与える色で、創造力や社交性を育むのに役立ちます。特に、遊びスペースや勉強スペースのアクセントカラーとして取り入れると、集中力や意欲を高める効果が期待できます。
落ち着きを与える「ブルー・グリーン」
ブルーは心を落ち着かせ、集中力を高める効果があるため、学習スペースに最適です。グリーンはリラックス効果があり、自然を感じられる爽やかな雰囲気を演出できるので、長時間過ごしても疲れにくい環境を作れます。
個性を引き出す「パステルカラー」
ピンクやラベンダーなどのパステルカラーは、優しい雰囲気を演出しつつ、個性を尊重した空間づくりに役立ちます。派手すぎない色合いを選ぶことで、成長しても使いやすい部屋になります。
- イエロー・オレンジで明るく活発な雰囲気に
- ブルー・グリーンで落ち着きと集中力をアップ
- パステルカラーで個性的かつ優しい空間を演出
2 リビングに最適な壁紙カラー

リビングは家族が集まり、くつろぐ空間なので、温かみのある色やリラックスできるカラーを選ぶことが大切です。
温もりを感じる「ベージュ・ブラウン」
ベージュやブラウン系の色は、木のぬくもりを感じさせるナチュラルな雰囲気を作り、落ち着いた空間を演出します。家具やカーテンとも馴染みやすく、インテリアのバランスが取りやすいのも魅力です。
開放感を演出する「ホワイト・ライトグレー」
ホワイトやライトグレーは、部屋を広く見せる効果があり、清潔感のある空間を作り出します。シンプルなインテリアにも合い、どんなスタイルにもマッチしやすい万能カラーです。
アクセントを加える「ネイビー・ダークグリーン」
ネイビーやダークグリーンなどの深みのある色をアクセントに使うと、落ち着きと高級感を演出できます。壁の一部だけに取り入れることで、重すぎないおしゃれな印象を作ることができます。
- ベージュ・ブラウンで温もりのある空間に
- ホワイト・ライトグレーで開放感を演出
- ネイビー・ダークグリーンでアクセントを加え、おしゃれな印象に
3 色の組み合わせ方と失敗しないコツ

壁紙のカラーを選ぶ際は、単色だけでなく組み合わせ方にも注意することで、より統一感のある空間を作ることができます。
ベースカラー+アクセントカラーのバランスを意識
基本的に、壁の大部分はベースカラー(ホワイト、ベージュなど)を使い、一部にアクセントカラーを加えるのが理想的です。例えば、リビングならホワイトの壁にネイビーのアクセントクロスを取り入れることで、引き締まった印象になります。
部屋の明るさを考慮して選ぶ
北向きの部屋は暗くなりやすいため、ホワイトやパステルカラーなど明るい色を選ぶと、光を反射して開放的な雰囲気になります。一方、南向きの部屋は光がたっぷり入るため、少し濃いめのカラーを選んでも圧迫感が出にくくなります。
床や家具との相性も考慮する
壁紙だけでなく、床や家具とのバランスを考えることも重要です。ナチュラルな木目の床には、ベージュやグリーン系の壁紙がよく合います。モダンなインテリアには、ライトグレーやネイビーを取り入れるとスタイリッシュな印象になります。
- ベースカラー+アクセントカラーのバランスを意識
- 部屋の明るさに合わせた色選びをする
- 床や家具との相性を考えて統一感を持たせる
4 まとめ
壁紙リフォームは、色の選び方によって部屋の印象が大きく変わります。
子ども部屋では、成長に合わせた色を選び、リビングでは落ち着きや開放感を意識したカラーコーディネートを行うことが大切です。
また、ベースカラーとアクセントカラーのバランスを考え、床や家具との相性をチェックしながら選ぶことで、統一感のある理想的な空間を作ることができます。
- 子ども部屋は、イエロー・ブルー・パステル系で楽しく落ち着く空間に
- リビングは、ベージュ・ホワイト・ネイビーなどで温かみや開放感を演出
- ベースカラーとアクセントカラーの組み合わせを意識し、統一感を持たせる
壁紙リフォームを上手に活用して、家族が快適に過ごせる空間を作りましょう!
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール

リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター