トイレのリフォームでおさえておきたい5つのポイント

 

毎日使うトイレのリフォームをする際は、予算や目的を考慮したうえで、検討しましょう。

トイレは、シンプルで使いやすく、掃除がラクで節水も期待できるタイプが理想的です。

さらに高齢者が利用する場合は、手すりやドアの仕様、暖房などについても検討する必要があります。

この記事では、トイレのリフォームをするうえで、おさえておきたい5つのポイントについてお伝えします。

 

一つ目のポイント:トイレリフォームをどこまでするか決める


トイレのリフォームは、便座の交換のみを行う簡単なものから、トイレの交換や内装全体を含めたものまで様々です。

どのようなリフォームを行うかを事前に決めて、ネットで調べたり見積もりをとるなどをして、後で後悔しないようにしましょう。

 

・便座交換のリフォーム

ウォシュレットに交換するなど、シンプルなリフォームです。

 

・トイレ本体を交換するリフォーム

節水効果があるタイプや、掃除のしやすいタイプなどがあります。

 

・内装も含めたリフォーム

トイレの交換や内装全体を含めたリフォームで、トイレ全体が生まれ変わります。

 

・機能性を追求したリフォーム

手すりの取り付けや、安全性を重視したドアへの交換などを含みます。

 

◼ 二つ目のポイント:トイレのスペースを考えて便器のサイズを選ぶ


一般的に、便器からドアまでの距離が45cm〜50cmのスペースが圧迫感なく使用できます。最低でも40㎝は開けておくようにしましょう。

トイレットペーパーホルダーを取り付ける壁側のスペースは、15cm〜20cm程度にしておくのが適切です。

 

・トイレの種類について

 

①タンク式一体型トイレは、便器とタンク、そして便座があらかじめ一体となったトイレです。

②キャビネット一体型トイレは、便座の後ろのキャビネットに、タンクや給水管をすべて収めて見えないようにしたトイレです。

③フローティングデザインのトイレは、便器が床から浮いて設置されているトイレです。

 

便器自体の価格については、10〜40万円と幅広く、どんな機能をつけるのかによっても大きく価格が違ってきます。

 

◼ 三つ目のポイント:トイレの床材は防水・耐水性・耐臭性・耐薬性に優れたものを選ぶ

トイレの床に、どの床材を選ぶにしても、防水効果や耐水性、耐臭性などに優れたものを選ぶことが大切です。

 

・クッションフロア

トイレの床材のなかでもよく使われているのが、クッションフロアです。耐水性に優れ、汚れがつきにくいうえ、デザインや色も豊富です。

お値段もお手頃価格のため、トイレの床材の中では一番多く用いられています。

 

・フロアタイル

タイル状に加工された塩化ビニル樹脂の床材で、クッションフロアと比べると耐久性があり、キズがつきにくく洗剤にも耐性が強いものが多いようです。

色やデザインのバリエーションも豊富で、タイル調やフローリング調のものや、大理石を模したものなどもあります。

 

・フローリング

トイレと隣接する廊下と同じフローリングを選ぶと、つながりが感じられます。

フローリングは水に弱いので、しっかりコーティング加工されたものを選ぶようにしましょう。

 

◼ 四つ目のポイント:トイレの壁紙はベーシックな色を選ぶ

コストを考えると、リーズナブルで色や柄の種類が多いクロスを選ぶのがおすすめです。その際、リフォーム後の掃除やメンテナンスが楽なように、防水性や耐水性に優れたものを選びましょう。

クロスの色選びは、一般的にトイレの空間は狭いので、明るめの色使いにすると、広く見えます。カラーセラピーによると「ベージュ」が最もリラックスできる色と言われています。

メリハリをつけて明るいトイレにするなら、オレンジやグリーンの小物をプラスするとよいでしょう。

落ち着いた雰囲気にするなら白や黒、茶色などの小物をチョイスしたり、ゴージャス感を演出したいなら、シルバーやゴールドのカラーを少しだけ取り入れるのもおしゃれです。

いずれにしてもトイレは狭い空間なので、差し色は1、2ヵ所にとどめ、色の反乱を避けるようにしましょう。

 

◼ 五つ目のポイント:介護目的でのバリアフリーリフォームなら補助金申請を検討する

介護目的でのバリアフリーリフォームする場合は、介護保険から補助金が出ます。

内容は、トイレの手すりの取り付けや段差の解消、和式便器から洋式便器への取り替えなどが制度の適用対象になります。支給限度はおおむね、1人1回限りの20万円の範囲内で、補助金を受け取れる可能性があるので、自治体に問い合わせてみましょう。

 

・補助金申請について

①介護保険利用対象者認定を受ける。

②ケアマネージャーに相談し改修計画を立てる。

③施工会社を決めて契約する。

④自治体に申請書、改修理由書などを提出する。

⑤リフォーム工事を施工する。

⑥工事終了後完成、施工業者に工事費を支払う。

⑦自治体に改修前後の状況がわかる図面や写真、領収書などの書類を提出する。

 

◼ まとめ

 

トイレは家中で一番小さな空間ですが、家族全員が使うとともに、お客様も使う場所です。トイレのリフォームをする際は、事前に予算や目的を明確にして、後で後悔しないようにしましょう。

 

ハウジング重兵衛では、トイレをはじめとする水回りのリフォームを手がけています。設備の交換や修理はもちろん、内装工事の施工実績も豊富ですので、千葉県や茨城県で水回りのリフォームをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。

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