秋恒例
千葉県東庄町・銚子市・香取市を中心にリフォーム・増改築・外壁塗装を行っております。
ハウジング重兵衛本店の高野です。
ちょうど一年くらい前のブログでも読んだ本の紹介をさせて頂きました。
秋の恒例ブログとして読んだ本の紹介をさせて頂きます。
①僕と妻の1778話 眉村卓
余命宣告を受けた奥様の為に毎日短いお話を書いた筆者。
その1778作品の中からいくつかをピックアップしてある本になっています。
ただの短編集ではなく製作背景や当時の奥様とのお話も書かれています。
一つ一つの作品が短いので寝る前に2.3話読むのにちょうど良いかもしれません。
②残像に口紅を 筒井康隆
50音が話が進むにつれてなくなっていく世界の話。
なくなった音は小説内でも使えず(文字として表記できない)、なくなった音が含まれているものも小説の世界からなくなってしまいます。
例えば「り」という音がなくなると「りんご」そのものや「ありがとう」という言葉もなくなってしまいます。
設定がものすごく面白いと思いますが、物語が後半になるにつれて使える音が減るのに普通に物語として成立しているのがすごいと感じました。
③そして名探偵は生まれた 歌野晶午
一番好きな作者の作品です。
ミステリーの王道「絶海の孤島」「館」「雪の密室」などをテーマにした作品が盛り込まれています。
この作者の作品はこの本以外もしっかり伏線を張って話のオチまで持っていくのでおすすめです。
長くなりましたが以上三冊のご紹介でした。
おすすめの本がありましたら是非教えてください!
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