ヒートショック防止の助成金は使える?介護保険や自治体の補助金を徹底調査

ヒートショック対策のリフォームは重要ですが、費用面がネックになることもあります。

しかし、実は介護保険や自治体の補助金制度、さらに国の省エネ助成金を賢く活用すれば、自己負担を大幅に抑えてリフォームすることが可能です。

今回は、どのような工事が対象になるのか、申請のポイントや注意点を詳しく解説します。

 

この記事は、次の人におすすめです!
・ヒートショック対策リフォームを少しでも安く行いたい方
・介護保険の「住宅改修費支給」が断熱工事に使えるか知りたい方
・補助金申請のタイミングや手続きの進め方で失敗したくない方

 

1 介護保険の「住宅改修費支給」を活用したバリアフリー断熱

要介護・要支援認定を受けているご家族がいる場合、介護保険の「住宅改修費」制度を利用できます。

これは、生涯で20万円までの改修費用(自己負担は1〜3割)を上限に支給されるものですが、実は「段差の解消」や「手すりの設置」に付随する形で、浴室やトイレの寒さ対策に繋がる工事も対象になる場合があります。

例えば、タイル床から滑りにくい断熱床への変更は、転倒防止(バリアフリー)を目的としつつ、結果として足元の底冷えを解消する断熱リフォームにもなります。

また、古い浴室の「深い浴槽」から「またぎやすい高断熱浴槽」への交換も、身体負担の軽減として認められるケースが多いです。注意点は、必ず「着工前」にケアマネジャー等を通じて市区町村へ申請が必要なことです。

ヒートショックは高齢者にとって命に関わるリスクであるため、自治体の担当者によっては断熱性の向上がもたらす安全性を高く評価してくれる場合もあります。

手すりの一本からでも申請は可能なため、浴室リフォームを検討する際は、まず介護保険の枠をどう活かせるかを確認することが、賢いリフォームの第一歩となります。

  • 要介護認定がある場合、最大20万円の工事に対して介護保険から8〜9割の給付が受けられる
  • 「滑りにくい床への変更」などは、転倒防止と断熱効果の両面で申請が認められやすい項目である
  • 事前申請が必須であるため、工事契約前に必ずケアマネジャーや自治体に相談することが鉄則となる

2 自治体独自の「断熱リフォーム補助金」と国の「先進的窓リノベ」

介護保険以外で強力な味方となるのが、各自治体が実施している独自の補助金制度です。

多くの市区町村では、地球温暖化対策やヒートショック予防を目的として、窓の断熱改修や高断熱浴槽の導入に数万円〜数十万円の助成を行っています。これらは介護認定の有無に関わらず、すべての世帯が対象になることが多いのが特徴です。

また、国が主導する「先進的窓リノベ事業」などの大規模な補助金制度は、窓1カ所ごとに高額な還付があるため、内窓設置などの窓リフォームを行う際は絶対に活用すべきです。

これらの補助金は、最新の給湯器(エコキュート等)や浴室暖房換気乾燥機の設置も対象に含まれることが多く、ヒートショック対策に必要な設備投資を強力にバックアップしてくれます。

ただし、補助金制度は「予算の上限に達し次第終了」となるため、タイミングが非常に重要です。また、自治体によっては「市内の施工業者を利用すること」が条件になっている場合もあります。

  • 自治体や国の省エネ補助金を活用することで、窓や設備の断熱リフォーム費用を大幅に補填できる
  • 「先進的窓リノベ」などの国の大規模事業は、還付額が大きく自己負担を劇的に減らすチャンスとなる
  • 予算終了が早い制度も多いため、冬が来る前の早い段階で情報収集と申請準備を行うことが成功の鍵である

3 税制優遇とローン控除!リフォーム後に戻ってくるお金

直接的な補助金以外にも、忘れてはならないのが「税制優遇制度」です。

一定の断熱リフォーム(省エネ改修工事)を行った場合、所得税の控除を受けることができます。例えば「バリアフリー改修」と「省エネ改修」を組み合わせて行った場合、標準的な工事費用の一定割合がその年の所得税から差し引かれます。

また、リフォームローンを利用して断熱工事を行った場合には、ローンの年末残高に応じた控除を受けられる制度もあり、これらを合わせると数十万円単位で実質的なコストを下げることが可能です。

さらに、断熱改修を行うことで固定資産税が1年間減額される制度を設けている自治体も存在します。これらの制度を最大限に活用するには、工事の内容が一定の基準(断熱等級など)を満たしている必要があり、施工業者による証明書の発行が不可欠です。リフォームは「払うお金」だけでなく「戻ってくるお金」も含めたトータルコストで考えるべきです。ハウジング重兵衛では、工事後の確定申告に必要な書類作成のサポートも行っています。ヒートショック対策という大切なリフォームだからこそ、国や自治体の支援をフルに活用して、家計に優しく安全な住まいを実現しましょう。

  • 省エネ・バリアフリーリフォームは所得税の控除対象となり、確定申告によってお金が戻ってくる
  • 固定資産税の減額措置など、リフォーム後に継続して得られる経済的メリットも見逃せない
  • 証明書の発行が必要なため、制度に精通したリフォーム業者を選ぶことが申請漏れを防ぐ唯一の道である

まとめ

ヒートショック対策リフォームは、介護保険、自治体の補助金、国の助成金、そして税制優遇という4つのルートから支援を受けることが可能です。

これらをうまく組み合わせれば、「費用が高いから」と諦めていた工事も、現実的な予算で実現できる可能性が高まります。大切なのは、契約前に「どの制度が使えるか」をプロに相談することです。

制度を賢く使って、家族の命を守るためのリフォームを今こそ実現しましょう。

  • ヒートショック対策には多角的な公的支援が用意されており、自己負担を最小化することが可能である
  • 各制度には期限や条件があるため、早めの相談と正確な書類準備がリフォーム成功の絶対条件となる
  • 補助金の活用は家族の安全を確保するための「賢い住まいづくり」のスタンダードとなっている

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