リクシルのお風呂の特徴や機能
住宅設備メーカーとして有名なリクシルでは、お風呂やキッチン、トイレなどの設備商品がたくさん販売されています。中でも今回はリクシルのお風呂についてご紹介します。リクシルの特徴やお風呂に搭載されている機能、お風呂のシリーズについてご紹介します。お風呂のリフォームを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
◼ リクシルの特徴
リクシルは、キッチンやお風呂、トイレ、洗面化粧台といった水回りの設備、窓や玄関ドア、エクステリアなどの内装建材を取り扱っている会社です。」2011年に設備機器・建材メーカーであるINAX、トステム、新日軽、東洋エクステリア、サンウェーブ工業の5社が統合して誕生したのがリクシル。
リクシルのお風呂にはバリエーションが豊富でさまざまなオプションも用意されているため、自分好みのユニットバスにカスタマイズすることができます。家族のライフスタイルに合わせて、使い勝手や機能、癒しなど重要視するポイントを見つけ、商品を絞っていきましょう。
◼ リクシルのお風呂の機能
リクシルのお風呂にはどのような機能があるのでしょうか。一日の疲れを癒すお風呂に求める機能は人それぞれ違うため、リクシルのお風呂が気になっている人は機能面もチェックしてみてください。
・くるりんポイ排水口
リクシルのお風呂では、浴槽の水を排水する際にうずを発生させることで、ヘアキャッチャーの中でゴミをまとめることができます。この仕組みのことを「くるりんポイ排水口」といいます。この機能によって汚れが付きにくくなり、きれいな状態を保ちやすくなります。従来よりも構造がシンプルになったため、手軽にお手入れできるように。排水口の掃除は面倒に感じられることも多いので、排水口を手軽にお手入れできるのは嬉しいポイントです。
・キレイドア
リクシルの「キレイドア」はホコリの溜まりやすい換気口を埋め込むことで、お手入れしやすいだけではなくすっきりしたデザインも実現しています。また浴室側のパッキンをなくすことで、カビに悩まされる心配もなくなります。ホコリが溜まりやすい上にお手入れが難しいお風呂のドア、リクシルのキレイドアを選ぶとその心配もありません。
・キレイ鏡
お風呂の鏡は水垢などの汚れでくもってしまいがちですが、リクシルの「キレイ鏡」には特殊なコーティングを施すことで水を弾き、汚れを防いでくれます。お風呂の鏡の水垢汚れは蓄積するとこびりついてなかなか落とすことができないため、はじめから汚れの付きにくいものを選ぶとお手入れに苦労することもありません。
・キレイサーモフロア
リクシルのユニットバスは清掃性が良いという特徴があるため、床もお手入れしやすくなっています。リクシルの「キレイサーモフロア」は、お風呂の汚れの原因になりがちな皮脂汚れを落としやすいように表面加工されています。体の汚れを洗い流す場所である以上皮脂汚れが出てくるのは仕方ないことですが、蓄積されるとカビやヌメリにつながってしまうことも。皮脂汚れを溜めにくいキレイサーモフロアによってお手入れの手間が省けるのは嬉しいポイントです。
キレイサーモフロアは断熱層を重ねた構造になっているため、冬でも足の裏が冷たく感じにくくなっています。冬場にお風呂に入るときは、お風呂と他の部屋の温度差でヒートショックが起こってしまう危険性がありますが、リクシルのお風呂では寒さや冷たさへの対策機能も付いています。
・サーモバスS
リクシルの浴槽では浴槽保温材と保温組フタによってダブル保温を実現しており、お風呂を沸かしてから4時間経過しても温度が約2.5度しか下がらないといわれています。家族の中で入浴時間が異なることもあるかもしれませんが、そういったときでも時間を気にせず温かいお風呂に入ることができます。保温性の高いリクシルのお風呂は、家族みんなが快適に使える素敵な空間になることでしょう。
・天井・壁・床まるごと保温
リクシルの浴槽には保温効果がありますが、更に天井と壁、床をまるごと保温する機能によって、お風呂全体を温めてくれます。断熱性能が向上していることからランニングコストを軽減できるのも嬉しいポイントです。冬場のお風呂は他の部屋との気温差からヒートショックを起こしてしまう危険性がありますが、お風呂全体を保温できる機能があれば高齢の方やお子様でも安心して入浴いただけます。
・シャワー
リクシルのお風呂はシャワーにもさまざまな特徴があります。1つ目に「レインO2シャワー」というカラフルで大きなシャワーヘッド。水的に空気を含ませることで大粒の雨のように優しい浴び心地と、従来のシャワーと比べて15%の節水も実現しています。2つ目の「フルフォールシャワー」はハンドシャワーでありながら、オーバーヘッドシャワーのように真上からお湯を浴びることができます。片手で簡単にシャワーの位置を変えられるので、使う人の身長や好みに合わせた調整が可能です。3つ目の「エコフルシャワー」はシャワー感の心地良さは維持しつつ最大48%も節水できる省エネのシャワー。シャワーを使いたいけど水道代がもったいないと思っている方におすすめの機能です。
・エコベンチ浴槽
リクシルのお風呂では浴槽の種類も選ぶことができますが、その中の一つに「エコベンチ浴槽」があります。浴槽の中でベンチのように座ることができる設計になっているので、全身欲と半身浴をどちらも楽しむことができます。ベンチの逆側は縁がまくらのような形状になっており、ベンチに足を乗せてまくらにもたれかかった姿勢でリラックスすることも。またベンチ部分があることで満水容量を35リットル減らすことができ、光熱費の削減にもつながります。お子様がいるご家庭では、ベンチにお子様を座らせて一緒に入ることもできます。
・プッシュ水栓
プッシュ水栓はボタンを押すだけでお湯を出したり止めたりできる機能のことです。手が濡れていたり泡が付いていたりすると水を出すことに手こずってしまうこともありますが、プッシュ水栓では簡単に操作することができます。ボタンを押してダイヤルを回すだけで操作できるので、家族みんなが使いやすいお風呂になっています。
◼ リクシルのお風呂シリーズ
リクシルのお風呂にはさまざまなシリーズがありますが、その中でもアライズとスコーティアについてご紹介します。それぞれグレードによって種類が分けられていたり特徴が異なるため、お風呂のリフォームを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
・アライズ
リクシルのアライズは、「もっと、お風呂が好きになる」をコンセプトとしており、お風呂の心地良さを求めて進化したシリーズとなっています。ただの習慣としてだけではなく、お風呂が特別な時間になればという思いがこもったお風呂です。アライズにはKタイプとMタイプという2つのグレードがあり、価格帯だけではなくテイストも異なります。Kタイプは「こだわる大人のスタイル」がコンセプトであり、デザイン性と機能性を兼ね備えたグレード。水栓やシャワーなど一つ一つの箇所にこだわった上質なデザインが採用されていること、椅子に座ったままどこにでも手が届くようなレイアウトになっていること、入浴動作をサポートしてくれることなどがその特徴です。
Mタイプは「もっとエンジョイバスタイム」をコンセプトに、さまざまな家族に対応できる機能性を特徴とするグレード。カウンターが壁に掛けるタイプなので、カウンターを倒すことで洗い場を広く使うことができます。浴槽の縁は子供でも掴みやすいような形状になっていること、浴槽内のバーを持って入れることから、小さなお子様でも安心して入浴できます。
・スコーティア
リクシルのスコーティアは、ハウジング重兵衛だけで取り扱っているシリーズです。浴槽は非対称のデザインなっており、小さいサイズのお風呂でもリラックスできるようなデザインになっています。浴槽排水を利用したうずによって汚れを流す「くるりんポイ排水口」が採用されていたり、お掃除しやすい水栓になっていたりと、お手入れのしやすさも重視されています。壁のパネルは2色セットで14のバリエーションの中から、浴槽カラーは4色、エプロンと床は3色から選ぶことができます。
◼ まとめ
住宅設備メーカーとして有名なリクシルですが、お風呂などの水回りの設備も販売しています。リクシルのお風呂はバリエーションが豊富でさまざまなオプションが用意されています。自分好みのお風呂、家族みんなが使いやすいお風呂にカスタマイズすることができる点がリクシルのお風呂の強みです。
リクシルのお風呂には浴槽の排水でうずを発生させて排水口のゴミを集めてくれる「くるりんポイ排水口」、換気口を埋め込んでお手入れしやすく設計された「キレイドア」、床のお手入れしやすく足の裏を冷たく感じない「キレイサーモフロア」などさまざまな機能があります。家族のライフスタイルに合わせて、使い勝手や機能、癒しなど重要視するポイントを見つけて、商品を決めるようにしましょう。
ハウジング重兵衛は創業120年の歴史を誇るリフォーム会社です。千葉県と茨城県という地域に根差した事業を展開しており、お客様との信頼関係を大切にしながらリフォームを行っています。地域最大級のショールームでは、得意とする水回りの設備商品を中心に展示しています。リクシルのお風呂シリーズの中でも、アライズとスコーティアを取り扱っていますので、気になる方は展示をご覧いただいた上でご検討いただければと思います。駐車場やキッズスペースを完備している地域最大級のショールームで、お客様のご来店をお待ちしております。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター