最新キッチンはどれを選ぶ?搭載されている機能や選び方のポイント
今のキッチンにお悩みの方や、長年使っているキッチンを新しくしたいという方、もっと使い勝手の良いキッチンにしたい方など、キッチンに対する要望は人それぞれ異なります。リフォームすることを検討している際、最新キッチンやその機能が気になる方も多いのではないでしょうか。そこで最新キッチンに搭載されている機能や、最新キッチンを選ぶ際のポイントをご紹介していきます。
◼ コラムのポイント
1、最新キッチンの機能について知ることができます
2、最新キッチンにリフォームする際の選び方について学べます
3、千葉県と茨城県でリフォームしたい方にぴったりのリフォーム業者がわかります
目次
◼ 最新キッチンの機能
せっかくキッチンをリフォームするのであれば、最新の機能が搭載されたものがいいという方も多いかもしれません。最新のキッチンは数多くありますが、よくある機能についてご紹介します。
・コンロ
コンロは下拵えした食材を炒めたり煮たり揚げたりと調理する場。火を使うガスコンロと、電気を使ったIHの2種類があります。
ガスかIHか
ガスコンロは昔ながらの家でも使われていることが多いため馴染みがある方も多いのではないでしょうか。火が出るため火力が強い一方で安全性はIHよりも劣ります。IHは磁力線の働きで鍋底を加熱する仕組みで、凹凸のないフラットな天板が特徴。お手入れしやすいのもIHのメリットです。
→IHとガスコンロの違い|メリットとデメリットを知ろう
一列のコンロ配置
コンロは2〜3口あるのが一般的ですが、3口コンロでは真ん中のコンロが奥にある三角形の配置が多かったです。最新のコンロでは横一列に並んでいるものもあり、キッチンの横幅さえ確保できるのであれば作業効率を上げることができます。
表面加工
コンロの素材にこだわったキッチンもあります。汚れが落ちやすいように表面加工されているものを選ぶと、汚れに気付いたときにさっと拭くだけで汚れを落とすことができます。
・シンク
シンクは手や食器を洗ったり、野菜を洗ったりと、料理中に水を使う場所。最新のキッチンでは頻繁に水を使うことを考えた機能が搭載されています。
タッチレス水栓
タッチレス水栓とは、蛇口を触らずに手をかざすだけで水を出したり止めたりできる機能のこと。汚れたままの手で水を出せることや、水の出しっぱなしを防げるため節水につながること、省エネ効果が期待できることなどメリットがたくさんあります。
水切れしやすい構造
シンクは水を頻繁に扱う場所ですが、清潔に保つためにはできるだけ水切れを良くしておきたいですよね。傾斜が付けられていたり段差があったりする構造だと、水が流れやすく乾きやすくなります。水切れしやすい構造のシンクは素早く乾くことで菌の繁殖を抑えやすく、清潔に使いやすいといえます。
シンクの素材
昔ながらのシンクではステンレスが使われていることが多いですが、使われていることが多いだけあってぬめりやカビが付きにくくお手入れしやすいなどメリットがたくさん。
他にも人工大理石やホーローなどさまざまな素材の中から選ぶことができます。人工大理石はデザイン性が高い一方で変色が起こりやすく、クォーツは高級感があり衝撃にも強いメリットがありますが価格が高いのがデメリット。
→キッチンシンクの素材別カビ取り方法|カビの原因や予防方法も解説
・レンジフード
レンジフードとは、コンロを覆うようにコンロ上部に取り付けられたフードのこと。料理の際に発生する煙を吸い込んで、屋外に排出してくれる役割があります。換気扇と役割が似ていますが、レンジフードは設置場所を選べることや外の影響を受けずに排気できることなどがメリット。
換気性能
レンジフードの主な役割でもある換気。最新のキッチンでは臭いや煙を部屋に広めることなく、しっかり排気することができます。せっかくリフォームするのであれば、換気性能の高いレンジフードを採用して、LD Kで快適に過ごせるようにしたいものです。
自動清掃機能
レンジフードの中には、フード内のファンやフィルターを取り外すことなく自動で清掃してくれる機能が搭載されているものもあります。レンジフードは臭いや煙を吸い込んでくれるだけではなく、油汚れも付着しているため洗うのが大変。そのため最新キッチンにリフォームする際は自動清掃機能の搭載されているレンジフードがおすすめです。
→レンジフードリフォームのポイント|形やファンの種類による違いも知ろう
・収納
キッチンには調理器具や食品、消耗品などたくさんのものを収納する必要があります。作業効率を落とさないように、使いやすい収納にしておきたいですよね。
扉のタイプ
昔ながらのキッチンでは観音開きの扉の収納が多かったですよね。最新のキッチンでは、収納を立体的に使えるような引き出しタイプがたくさんあります。空間を使いやすいので、無駄なくたくさんのものを収納でき、使うときにはさっと取り出しやすいなど工夫されています。
内部のポケット
引き出しや扉の内側にポケットが付いていると、小さいものや使用頻度の高いものを入れておくことができます。
吊り戸棚の昇降機能
キッチン上部に吊り戸棚が設置されている場合、吊り戸棚を自動で昇降できるようになっているキッチンもあります。吊り戸棚があると収納容量を増やすことはできますが、高いところにあるものは取り出しにくいことも多いですよね。そういったときに昇降機能があると、取り出しにくいという問題が解消されます。
→キッチンの吊戸棚収納はもっと役立つ!リフォーム&収納アイディア
地震の際の扉ロック
地震対策をしている家も多いかもしれませんが、地震の際に揺れを感知して扉をロックしてくれる機能が搭載されている収納もあります。扉が開いてしまうと食器や食品ストックが落ちてきて危険なので、安全性が気になる方は地震の際の扉ロックにも注目してみてください。
◼ 最新キッチンを選ぶ際のポイント
最新キッチンで搭載されている機能についてご紹介してきました。欲しい機能が搭載されているかどうかで選ぶこともできますが、本当に必要かを見極めるためにも、キッチン選びのポイントも参考にしてみてください。
・作業効率を考える
キッチンのリフォームを行う際、効率的に料理できるようなキッチンにしたいですよね。キッチン内に何人入るくらいのスペースが必要なのか、ワークトップはどのくらいの広さが必要なのか、配膳のルートに不備はないか、など作業効率を考えた上でキッチンを選ぶようにしましょう。
・調理スペースの確保
作業効率とも関係してきますが、機能性の高いキッチンにすることはもちろん調理スペースの確保も大切なポイントです。どれだけ機能が良いキッチンであっても、調理スペースが狭ければ使い勝手が悪く感じられるかもしれません。
・収納スペースの確保
最新キッチンは収納スペースにも工夫されていますが、家族ごとに必要な収納スペースは異なります。調理器具や調理家電の数、食品ストックや消耗品の量などを事前に確認した上で、余裕のある収納スペースを確保するようにしましょう。
・好みのデザイン
機能性の高いキッチンも魅力的ですが、デザイン性の高いキッチンもたくさんあります。迷ったときは好みのデザインを選ぶと、料理中の気分も上がるかもしれません。
・費用とのバランス
キッチン選びでは、費用のことも考えなければなりません。機能性やデザインである程度絞ったあとは、費用とのバランスも考えて決断するようにしましょう。
◼ まとめ
キッチンのリフォームを検討している際、最新キッチンが気になっている方も多いかもしれません。最新キッチンに搭載されている機能やキッチン選びのポイントをご紹介してきました。ハウジング重兵衛ではたくさんのシステムキッチンをご用意しております。千葉県と茨城県でリフォームをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター