毎日使うから気になる!システムキッチンをリフォームする費用・注意点
キッチンは、毎日の食事で使用する住宅の重要なスペースです。「毎日の料理はレシピを決めることから億劫で、いざキッチンに立つとやる気が起きない」、「キッチンが綺麗ならもう一品作る気も起きる!」、「何十年もお世話になったキッチンを綺麗にしてあげたい」などキッチンには、様々な思い入れがあるのではないでしょうか。今回は、システムキッチンをリフォームする費用と種類についてご紹介いたします。
■システムキッチンとは
システムキッチンとは、ビルトインコンロとなっているもので、後付けタイプでないもののことを言います。魚焼きグリル、シンク、調理台、食器洗い乾燥機、収納などが一体になっているものです。昔は、テーブルコンロという、後からコンロを置くタイプが多かったですが、近年はシステムキッチンが人気です。
ビルトインコンロなので、掃除がしやすい、食洗機も後からつけるとスペースを取りますし、ビルトインの方が使いやすいという意見が多いです。デメリットとしては、どれか1つの設備が壊れた際にそれだけを交換することが少し大変ということです。15~20年以上経過すると、サイズが合わずに現行品と交換することが困難な場合もあります。一昔前は、システムキッチンの普及が進んでいなかったため、部分交換が不可のものも多かったです。しかし最近では、需要増のため様々な対応できるように開発されているようです。
毎日使うキッチンですので、少しでも綺麗で使いやすい方がいいですよね。費用相場等についてご紹介いたします。
■システムキッチンのリフォーム費用・注意点
システムキッチンは、キッチンを交換する工事になります。実はそこまで難しい工事ではなく、ただ古いものを撤去して、新しいものを置くだけです。
工事内訳は、
・既存キッチン撤去処分費
・新しいキッチン代
・取り受け工事費
・周りの内装工事費
・(給排水管工事)
となります。
50~150万円:同じ位置に交換する
同じ位置に交換する場合には、既存キッチン撤去処分費、新しいキッチン代、取り付け工事費、周りの内装工事費がかかります。キッチンの費用によって、大きくリフォーム費用が変わります。基本的には、このリフォームの方法を選択する方が多いです。
100〜200万円:違う位置に交換する(I型→アイランド型など)
ガラッとキッチンの印象を変えたい方にオススメのリフォームです。ただ、給排水管の位置が変わるため、工事が少し大掛かりになります。そのため費用も高額になり、内装工事の範囲も広くなる傾向にあるので、予算を多く準備しておく必要があります。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター