トイレリフォームの失敗例
トイレのリフォームをして失敗した・・・というような口コミを見ると、トイレリフォームをしようかどうか悩んでしまうと思います。
トイレリフォームで失敗しないためには、失敗事例を知り、失敗しないためにどうしたら良いのか把握しておくことが大事です。この記事では、トイレリフォームの失敗事例と失敗を防ぐ対策についてまとめておきます。
トイレリフォームの失敗事例について
トイレリフォームで実際に起こった失敗事例を3つご紹介します。
- 便器の交換でトイレが狭くなってしまった
最近の便器は、省スペースで設置できるものが増えていますが、トイレの広さに合わせて選ばなければ、トイレが狭くなってしまう可能性があります。タンクレストイレの場合は、比較的省スペースで設置できますが、タンクレスの設置が難しいケースもあるため、事前に確認しておかなければいけません。
- 床のリフォームで大失敗!おしゃれよりもお手入れのしやすさや機能性
トイレをリフォームする際、今よりもおしゃれなトイレにしたいと考える方もいるでしょう。おしゃれなトイレにするために、床を変更されるケースがありますが、床の変更で床材を木にしてしまうのはおすすめできません。木材は水に弱いため、床にシミや黒ずみなどができやすくなってしまうのです。トイレマットを敷いて床の汚れを防ぐこともできますが、もともと汚れやすいため、掃除を頻繁にしなければならないなど手間がかかってしまいます。トイレはおしゃれさよりもお手入れのしやすさや機能性を重視しましょう。
- トイレのドアを交換して失敗
トイレのドアは、外開きや引き戸がおすすめです。廊下にドアを開けるための十分なスペースが取れないと内開きにしてしまうケースがありますが、これは介護の際や、誰かがトイレで具合が悪くなった際などにトイレに入りにくいためおすすめできません。トイレの扉は意外と重要なポイントなので注意しましょう。
トイレリフォームで失敗しないために
トイレリフォームで失敗しないためには、要望をリフォーム会社に伝えてよく相談すること、そして20年先も使いやすいトイレになっているのかということを考えてリフォームしてください。トイレはリフォームした後、最低でも10年はそのまま使い続けることになるでしょう。
そのため、10年後に使いにくいと感じることがないか考えてください。また、どのようなトイレに替えたいのかということを、リフォーム業者とよく話し合うことも重要です。話し合いができ、きちんと要望が伝わることで失敗のないリフォームが可能となります。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター