天井をリノベーションするとメリットが沢山
部屋の天井が高くなるだけで狭い空間が広々とします。天井が高い住まいは、リノベーションでも叶えることが可能です。また、天井のリノベーションでは、高さを出すだけでなく素材を変えたり、デザインを変えることでさらに広々とした空間に変えることが可能です。この記事では、天井のリノベーションについて紹介します。
1 天井をリノベーションするとどんなメリットがあるのか?
天井の高さを変えるだけで、部屋全体を広々と見せることができます。一戸建ての住まいの天井の高さは、平均して2メートル20センチから2メートル40センチです。
天井を高くする場合は、2メートル70センチや3メートルなどにすることが可能で、開放感のある住まいにすることができます。視界に天井が入らないので、圧迫感がなくなって部屋全体を広く見せることができます。また、天井が高くなることで、窓の位置も変えることができるので、太陽の光をより沢山取り入れられる住まいになります。部屋全体が明るくなることで、さらに開放感のある空間になるでしょう。天井のリノベーションは、高さを変えることだけではありません。天井の素材を変えたり、デザインを変えると、さらに部屋の雰囲気が変わります。
2 天井の高さを変えられないマンションでもできること
マンションの場合は、天井の高さを変えるリノベーションが難しい場合もあるでしょう。そのような場合は、天井のクロスを貼りかえることで、部屋を広く見せることができます。天井の色が明るくなると、部屋が広く見える効果が期待できます。
マンションに住まれている場合は、天井の色を明るくしましょう。白い色にすることで、光が反射して天井を高く感じられます。また、白以外も規則的に並んでいる細かい模様なら、天井を高く見せることができるでしょう。
3 素材を変えて健康に配慮した住まいにもできる
天井の占める面積は広いので、リノベーションして素材から変えることで、健康に配慮した住まいにすることも可能です。
例えば注目されているのは「漆喰」や「珪藻土」「無垢材」です。これらを天井に使用することで、部屋の調湿性が高くなったり、化学物質を使用しないので身体に優しい住まいになると言われています。ただし施工費用や施工時間がかかってしまうことがあるため、その点はよく相談しなければいけません。
4 天井は高ければ良いというわけでもない
リノベーションで天井を変える場合は、高さを出せばよいというわけではないので注意しましょう。部屋によっては、天井が低いほうが良いケースもあるのです。天井が高い場所と低い場所、バランスよく取り入れて心地良く暮らせる住まいを完成させましょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター