ユニットバスリフォームの費用と施工の流れ

ユニットバスリフォームは、水回り工事の中でも比較的大規模の工事になります。
費用も比較的高額になり、工事期間も1日では終わりません。ユニットバスリフォームを行うことで、毎日のお風呂が快適になり、仕事の疲れも取れやすくなると考え、築20年くらいから考え始める方が多いです。

そこで、これからリフォームをお考えの方のために、費用や施工の流れについてご紹介いたします。

◼ユニットバスリフォームの費用

ユニットバスリフォームと言っても、現状のお風呂の状況や、ユニットバスのグレードによって工事費用は大きく変わります。まずは、どのような工事やグレードがあるのかについて知っておきましょう。

工事内容による費用相場

材料と工事費込みで以下の相場感になります。
・ユニットバス→ユニットバス　　70~150万円
・在来浴室→ユニットバス　　　　80~160万円

ユニットバスとは、壁・床・天井・浴槽がセットになっており、現場で組み立てる浴室のことを言います。システムバスもほとんど同じ意味で使われています。
在来浴室とは、簡単にいうとオーダーメイドの浴室です。決まったパーツではなく、壁・床・天井を職人が造作して仕上げます。

在来浴室からユニットバスのリフォームは、ユニットバスが入るように、壁や天井を取り壊してから、配管工事も行う必要があるため比較的高額になります。浴槽が入るように、ドア付近を壊す場合もあります。

ユニットバスのグレード別費用

ユニットバスは、メーカーからセットで販売されており、その商品グレードによって金額が大きく変わります。大手メーカーからいくつかご紹介いたします。

<リクシル>
・スパージュ　100万円~
https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/spage/

・アライズ　　73万円~
https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/arise/

<TOTO>
・シンラ　　122万円~
https://jp.toto.com/products/bath/synla/index.htm

・サザナ　　81万円~
https://jp.toto.com/products/bath/sazana/index.htm

<パナソニック>
・L-Class　　168万円~
https://sumai.panasonic.jp/bathroom/l-class/

・リフォムス　140万円~
https://sumai.panasonic.jp/bathroom/refoms/

◼ユニットバスリフォームの施工の流れ

簡単にユニットバスリフォームの施工についてご紹介いたします。

↓既存浴室解体撤去（壁、天井、床の解体）
↓土間施工（在来浴室の場合）
↓配管施工
↓ユニットバスの組み立て
↓シール打ち
となります。

基本的に、解体、土間施工、ユニットバスの組み立ては全て別の職人が行ないます。土間施工がある場合には乾燥時間も必要なため、施工期間が比較的長くなり1週間程度かかることもあります。
ユニットバスの組み立ては、パーツを組み立てるだけですので、意外にも工事は一番早く終わります。全体の流れを知っておくと、工事も安心して任せることができます。