リノベーションを安く抑える会社選びと工事のコツ
リノベーションをすることで、今まで以上に住みやすい空間を作ることができます。住宅は長年住んでいると、生活している人数や生活リズムが変わり、不便だと感じることも多くなります。
住宅を建て替えるのではなく、リノベーションをすることでコストを抑えつつも希望に沿った室内空間を作り上げることができます。
そこで気になるのが工事費用です。「希望を叶えつつもなるべく予算を抑えたい!」という場合の方法について会社選びと工事のコツについてご紹介いたします。
リノベーションを依頼する業者の選び方
まずリノベーションを依頼する業者によって、工事価格は大きく変わります。その理由は、住宅工事会社はほとんどが下請けを利用した業態となっているためです。
住宅は屋根、外壁、屋根、内装、設備、電気など分野に応じて作業者が分かれており、それぞれ専門会社があります。元請けの会社からこれらの専門会社に委託されるという流れがほとんどです。
つまり、中間マージンがかかるため大手の会社ほど工事費用は高くなる傾向にあります。しかし小さい専門業者に直接頼めば良いかと言うと、依頼が難しかったり不具合が発生することもあります。
部分的なリノベーションの場合とフルリノベーションの場合でオススメの会社の選び方をご紹介いたします。
部分的なリノベーション
部分的なリノベーションの場合には、その工事内容に応じた専門業者に依頼することが一番費用を抑えることができます。例えば、キッチンリフォームであれば、キッチンや設備関係を専門としている業者に依頼しましょう。
ハウスメーカーや工務店に依頼しても、下請け業者に依頼しているのと変わりませんので費用も高くなる傾向にあります。
フルリノベーション
フルリノベーションは、その住宅を建てた工務店やハウスメーカーに依頼するのが良いです。ハウスメーカーの場合には、当主な構造の場合もあり建てた会社でないとリノベーションが難しい場合があります。
フルリノベーションは、住宅構造を熟知して耐震性などに問題がないように進める必要があるため一般的には建てた会社に依頼しましょう。工事種も多岐にわたるため、複数の専門業者に直接依頼することは難しいです。
無駄な工事予算を削るコツ
設備や部材のグレードを上げていくと、予算に収まり切らないと言うこともあります。
コツとしては、
↓全体予算を決める
↓一番譲れない部分を決める
↓その他は標準グレードを選ぶ
↓余った予算でグレードを上げる
以上のように、予算をうまく配分し、必要のない箇所は工事自体を削ることで無駄な予算をかけないように工事を進めることができます。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター