【施工事例】水回りのリフォーム前に施工事例をチェックしておこう

リフォームの検討中、業者に依頼したり打ち合わせが始まったりする前に、さまざまな施工事例を見て具体的にイメージを膨らませておけると安心しますよね。

 

水回りのリフォームは設備選びやパーツ、壁紙や床材など決めなければならないことがたくさんあります。実際の施工事例を見た上で、リフォームのイメージを膨らませてみてください。

 

◼ コラムのポイント

1、水回りのリフォームについて学ぶことができます

2、水回りのリフォームの必要性を知ることができます

3、実際のリフォーム事例を参考にできます

 

 

◼ 水回りのリフォームについて

明るい印象のお風呂

水回りとは、文字通り水を使う場所のことをいい、家の中ではキッチンやお風呂、洗面所、トイレが水回りにあたります。

 

・キッチン

キッチンはコンロや調理台、シンクが一つになっているシステムキッチンが人気ですが、好きなパーツを選べるセパレートタイプもあります。

 

システムキッチンはパーツごとの高さが一緒であることや隙間がないためお手入れしやすいことが特徴です。パーツが横一列に並ぶI型、Lの字に曲がっているL型、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンなどさまざまな形があります。

 

また向きとしては対面式キッチンと壁付式キッチンに分かれています。対面式キッチンはリビングを見渡しながら料理をすることができますが、ある程度のスペースが必要。壁付けのキッチンはリビングやダイニングと一体になっているため空間を広く取ることができます。

 

リビングやダイニングとのバランスを考慮して、形や向きを選ぶようにしましょう。

 

システムキッチンの基本設備について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
システムキッチンの基本設備とオプション設備の選び方全集

 

・お風呂

お風呂は水に濡れている時間が長いため、カビや汚れなど不具合が出てくることが多い箇所です。体を洗うだけではなく疲れを癒す場所でもあるお風呂は、きれいで快適な空間であってほしいものです。

 

リフォームは在来工法とユニットバスの二種類があります。昔ながらの住宅によくあるのが在来工法で、現場で一から作り上げていく工法。ユニットバスは工場で生産したものを持ち込み、現場では組み立てるだけという工法のことをいいます。

 

在来工法は自由に設計できるという魅力がありますが、パーツごとに隙間ができることがあり水漏れの可能性があるのがデメリット。ユニットバスは隙間がほとんどないため水漏れの心配が少なくて済みます。規格が決まっているため選択肢に制限はありますが、デザイン性の高い商品もたくさんあります。

 

1坪の広いお風呂へのリフォームが気になっている方はこちらもご覧ください
1坪のお風呂とは?リフォームでお風呂の広さは変えられる?

 

・洗面所

洗面所のリフォームは洗面台の交換がほとんどです。もともとの洗面台と大幅にサイズが変わったり、洗濯機や収納など他の配置も替えたりする場合は、床や壁の工事も行う場合もあります。洗面台の交換だけであれば比較的安価にリフォームできますが、床や壁の工事も行う場合は費用がかかることを頭に入れておきましょう。

 

家族の人数が多い場合は、収納容量も重要になります。洗面台やデザインなどに気を取られがちですが、十分な収納スペースが確保できているかもしっかり確認しておくようにしましょう。

 

ただ洗面台を交換するだけではなく、内装にこだわりたい方はこちらも参考にしてみてください
内装にこだわって洗面所をリフォームしよう

 

・トイレ

トイレのリフォームは便座の交換やウォシュレットの設置・交換が一般的です。しかし他にも手すりや手洗いボウルの設置、内装のリフォームなどさまざまな工事があります。便座にはタンクレスとタンク一体型、セパレート型の三種類があります。

 

タンクレスはタンクがなく直接水道から水を引くタイプ、タンク一体型はタンクと便座が一体となっているタイプ、セパレート型はタンクと便座が分かれているタイプです。タンクレスはスタイリッシュさで人気ですが、手洗いボウルが付いていないため別で設置する場所が必要です。

 

タンク一体型はタンクと便座に隙間がなくお手入れしやすいのがメリットですが、どちらかが壊れた場合でも両方とも交換しなければなりません。セパレート型は隙間の掃除が手間ですが、どちらかが壊れた場合は壊れた方だけを交換できるというメリットがあります。

 

トイレの臭いでお悩みの方はこちらのコラムへ
トイレが臭い原因は何?対策しても改善されない場合はリフォームも

 

◼ 水回りリフォームの必要性

明るいキッチン

家を建ててから年数が経っても、水回りに不具合が出ていないという家もあるかもしれません。不具合が出ていなければリフォームの必要はないのでしょうか?放置することで家の構造部分まで腐蝕が進んでしまう場合もあるため、リフォームの必要性についてご紹介します。

 

・劣化しやすい

水を頻繁に使う水回りは、家の中の他の箇所と比べて劣化しやすいという特徴があります。水漏れや腐蝕といった目に見える不具合が出ていなかったとしても、15年が経つ頃にはカビや手強い汚れが気になり始めることでしょう。

 

カビや汚れのあるお風呂やキッチンを使うのは心地よいとはいえないため、快適な暮らしを送るためにも定期的に点検やリフォームを行うようにしましょう。

 

・設備の寿命

一般的には15~25年が水回り設備の寿命だといわれています。設備ごとに寿命は異なりますが、寿命が来てある日突然使えなくなってしまっては困りますよね。

 

そのため10年程度を目安に点検やメンテナンスを行うようにしましょう。設備の状態を知っておくことで、不具合が出たときにも焦らず対応することができます。

 

・傷みや水漏れなどの症状

頻繁に水を使う場所では、水が飛び散ることで素材が傷んでしまったり劣化によって水漏れが起こったりしてしまうことがあります。例えばお風呂と隣接している洗面所の床が傷んでふわふわとした感触になってしまうことも。水漏れは水回りに共通する症状であり、蛇口や排水管の劣化が原因です。

 

またお風呂を長い期間使っていると、浴槽やタイルがひび割れてしまうことも。ひび割れてしまうと、その部分だけではなく土台の歪みから壁や床が崩壊してしまう可能性もあります。

 

排水口が臭ったりカビが生えたりとさまざまな症状が考えられますが、症状が出た場合にはすぐにリフォーム業者に相談することをおすすめします。

 

・まとめてリフォームするとお得

リフォームをする際には、家の中の養生や資材の運搬など、どこをリフォームする場合でも共通している工程があります。それぞれの工程に費用がかかるため、水回りをまとめて工事することで費用を抑えられる場合があります。

 

水回りをまとめてリフォームできるパック料金を提示している業者もあるため、お得にリフォームしたい場合は水回りをまとめて依頼することをおすすめします。

 

水回りの同時リフォームをご検討の方はこちらもご覧ください
水回り4点セットの詳細はこちら

 

◼ キッチンの施工事例

キッチンのリフォーム事例

こちらの事例では、対面のダイニングキッチンが狭いため、広くて使いやすいキッチンにしたいとのことでした。

 

対面式のキッチンには、料理中にリビングやダイニングを見渡せることや、キッチン内の導線が良いというメリットがあります。その一方で対面式キッチンであることによってリビングやダイニングのスペースを圧迫してしまうようでは過ごしにくい空間になってしまうことも。

 

開放感のある空間お孫様と食事をしたいというご希望を叶えるために、対面の仕切りを撤去して壁付けのキッチンに変更しました。リビングやダイニングと一体となっているため、開放感のあるキッチンになりました。大理石調の明るい床材を選ばれたことで、明るい空間で料理や食事を楽しんでいただけます。

 

 

◼ お風呂の施工事例

お風呂のリフォーム事例

築30年の戸建て住宅でのお風呂リフォームの事例です。お風呂が古くなったためにリフォームを検討中、洗面台の交換も迷っているとのことでした。LIXILのアライズという商品を使用し、既存の浴槽とは向きを変更することで日差しが入るお風呂に仕上がりました。

 

水回りのリフォームは箇所ごとに別で行うよりも、同時に行った方がお得な場合があります。リフォーム工事をする際に、養生や資材の運搬などを一度に行うことができるため費用を抑えられるためです。こちらの事例では、お風呂のリフォームと合わせて、隣接する洗面台の交換も行いました。洗面所とお風呂の段差を解消し、快適な空間となりました。

 

 

◼ 洗面所の施工事例

洗面所のリフォーム事例

築40年の住宅での洗面所リフォームの事例です。もともとは鏡の位置が高く、洗面ボウルが低い洗面台を使用されていました。収納も少なかったため、使い勝手が悪いということでリフォームをご希望でした。

 

クリナップのファンシモを使用し、洗面ボウルが大きくなったため使いやすくなったとご好評いただいています。鏡の横やキャビネット部分に収納スペースがあるため、以前と比べて収納容量が増えています。

 

 

◼ トイレの施工事例

トイレのリフォーム事例

和式だったトイレを様式に変更したリフォームの事例です。お母様がご高齢ということで使いやすいトイレにしたいとのことでした。以前キッチンのリフォームを行った際に使用したキッチンパネルが掃除しやすかったため、トイレにも使用したいとのご要望をいただいていました。色合いも明るくお手入れが楽になったと喜んでいただけました。

 

便座はパナソニックのアラウーノVというタンクレスを採用し、スタイリッシュな雰囲気に仕上がりました。工期は3日間、費用は50万円でのリフォームです。

 

 

◼ まとめ

オレンジのお風呂

水回りとは水を使う場所のことであり、キッチンやお風呂、洗面所、トイレが水回りにあたります。どのような設備を選ぶかによって工事内容や費用は変わります。水回りがきれいであれば快適に生活を送ることができます。構造部分までの腐蝕が進むことのないよう、早めに点検やリフォームを行うようにしましょう。

 

リフォームを検討している場合、実際の施工事例を見ることでイメージが膨らんでいくこともあります。そこでハウジング重兵衛で行った水回りリフォームの施工事例をご紹介しました。ハウジング重兵衛では千葉県と茨城県にショールームを数店舗構え、リフォーム事業を展開しています。

 

ご相談から見積もり、契約、工事はもちろん、アフターサービスにも力を入れています。工事が終わったあともお客様との付き合いを大切に、定期的な点検や長期保証を実施しています。千葉県と茨城県でリフォームを検討している場合はぜひお気軽にハウジング重兵衛にご相談ください。

 

ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール

かけがえのない日々の想い出を、より素敵に彩るお手伝いこそ、私たちハウジング重兵衛のしあわせです。
お客様の幸せを、自らの幸せに感じて。
あらゆる家づくりと住まいのプロフェッショナルとして、地元千葉と茨城との地域密着や社会貢献にもつながっていく企業として、お客様の幸せを礎に、200年企業を目指してまいります。
Instagram

リフォームを中心とした住宅業界

免許登録

・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号

資格情報

・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター