古民家のリノベーションはいくら?
古民家をリノベーションして、マイホームにしたい、店舗にしたいという場合、どれくらいの費用がかかるのか気になりますね。この記事では、古民家のリノベーションでどれくらいの費用がかかるのか相場をまとめてみました。古民家のリノベーションを検討されている方は参考にしてみてください。
1 古民家のリノベーション費用の相場とは?
古民家のリノベーションを行う際にかかる費用は、工事内容や、建物の現在の状態で変わってきてしまいます。
そのため、はっきりと○○円でリノベーションが行えるとは言い切れないのです。
しかし、総額で1,000~2,000万円 くらい用意しておけば、だいたいのリノベーションは行えると言われていますので、この金額を参考にしておくと良いでしょう。
仮に、不足していたとしても妥協できる点を見つければ、1,000~2,000万円内でリノベーションができるのです。
リノベーションを行うのであれば、建替えしてしまったほうが安いのでは?と思われるかもしれません。
しかし、建て替えの場合は、解体しなければいけませんし、廃材が出てしまうのでそれらの処分費用も必要です。
また、新たな住まいを建てるために様々な手続きをしなければいけません。このような面倒なことを避けたいなら、リノベーションのほうが良いでしょう。
費用面で見ても、完全に建替えするよりもリノベーションのほうが費用を抑えられます。
2 古民家リノベーションにかかる費用の内訳は?
古民家をリノベーションする場合、下記のような費用が発生します。
- 施工費と材料費
施行費と材料費は、どのような間取りやデザインにするのかで変わってきます。この費用がリノベーション工事で中心となってくるものです。
- 耐震性を高めるための費用
古民家は、耐震性の面で心配があります。耐震基準が変わった1981年よりも前に建てられた住まいであれば、耐震補強は必要です。耐震性を高めることは安全に利用するためにも重要な部分でしょう。
- 断熱性や気密性を高める
古民家の断熱性や気密性を高めることで、より生活しやすくなります。また、省エネのためにも断熱性や気密性を高めておいた方が良いでしょう。
- 設備の交換
古民家は、古くなっている設備の交換が必要になります。特に、給排水管交換は必須となってくるでしょう。
3 まとめ
古民家は、必要に応じてバリアフリー化も検討したほうが良いです。高低差がある場所は、高低差をできるだけ減らすようにならしておくのがおすすめです。店舗として利用する場合は、通路を広くしておく、トイレに手すりをつけるなども検討しましょう。
古民家のリノベーションを行う際は、実績のある会社に依頼し、よく相談して行うことをおすすめします。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター