壁紙リフォームの工期はどれくらい?部屋の広さ別スケジュール
壁紙リフォームは住まいの印象を大きく変えるリフォームのひとつです。
工事自体は比較的短期間で終わるため、日常生活に大きな支障を与えにくいのも魅力です。
しかし、部屋の広さや下地の状態、家具の有無によって工期は変動します。
本記事では、壁紙リフォームの工期を部屋の広さ別に解説し、スムーズに進めるためのポイントを紹介します。
この記事は、次の人におすすめです!
・長年住んでいるお部屋の雰囲気に飽きてきた
・壁紙を替えて気分もリフレッシュしたい

1 一般的な壁紙リフォームの流れと工期
壁紙リフォームの工期は、準備から施工、仕上げまでの流れを理解すると把握しやすくなります。
通常の流れは以下の通りです。
まず、家具の移動や養生を行い、既存の壁紙を剥がします。
その後、下地の状態を確認し、必要に応じてパテ処理を行い平滑に整えます。
次に、新しい壁紙を貼り、仕上げを行って清掃するという工程です。小さな部屋であれば半日〜1日、大きな部屋でも2日程度で完了することが多いです。
- 工期は下地処理の有無で変動
- 小部屋なら1日以内で完了可能
- 下地調整や家具移動を含めて見積もるのが安心
2 部屋の広さ別工期の目安
部屋の広さによって必要な時間は大きく異なります。
例えば、6畳程度の個室なら1日で十分に終わりますが、20畳を超えるリビングやLDKでは2〜3日かかる場合があります。また、天井まで含めて張り替える場合はさらに時間が必要です。
さらに、部屋数が多い一戸建て全体のリフォームでは1週間以上を要するケースもあります。
マンションでも同様に、3LDK全体を施工するなら1週間前後を見込むのが妥当です。
- 6畳の個室:半日〜1日
- 10〜15畳のリビング:1〜2日
- 20畳以上のLDK:2〜3日
- 3LDKマンション全体:5〜7日
3 スムーズに工事を進めるための準備
工期を短縮し、工事をスムーズに進めるには事前準備が欠かせません。
家具や家電を事前に移動しておくと作業がスムーズに始められます。また、コンセントカバーやカーテンレールなど、外しておいたほうがよい備品を事前に外しておくのも有効です。
さらに、ペットや小さなお子さまがいる家庭では工事中の安全を確保するため、一時的に別室で過ごすなどの工夫が求められます。これにより、作業効率も上がり、工期の短縮にもつながります。
- 家具や家電は事前に移動
- コンセントカバー・カーテンレールを外すと効率的
- ペットや子どもの安全を考慮して別室に避難
- 工事前に業者とスケジュールを詳細に確認
まとめ
壁紙リフォームの工期は、部屋の広さや下地の状態によって異なります。
小さな部屋なら1日で完了しますが、大きなリビングや住まい全体となると数日から1週間程度を要することもあります。
スムーズな工事のためには、家具の移動や備品の取り外しなど、施主側の事前準備も重要です。適切なスケジュールを立て、無理のない工期で進めることが、満足のいく仕上がりにつながります。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール

リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター