玄関ドアリフォームで叶える防犯・断熱・デザインの向上ポイント
住まいの第一印象を決める玄関ドアは、見た目だけでなく「防犯性」や「断熱性」など、暮らしの安心と快適さにも直結する重要なパーツです。
古くなったドアは見た目が劣化しているだけでなく、防犯面でも断熱面でも不十分なことが多く、リフォームによって大きな改善が見込めます。
今回は、玄関ドアのリフォームで得られる3つの向上ポイントについて詳しく解説します。
この記事は、次の人におすすめです!
・家を建ててから玄関ドアの交換をしていない
・防犯面で玄関ドアの交換を考えている

1 防犯性能を高めて安心の暮らしを実現

空き巣の侵入経路としてもっとも多いのが「玄関ドア」です。
特に築年数の古い住宅では、ピッキングされやすい鍵が使われていたり、ドアの強度が不十分だったりするケースもあります。
リフォームでは、ディンプルキーや電気錠などの防犯性の高い鍵への交換、防犯ガラス付きのドアへの変更などが可能です。
また、複数の施錠ポイントがある「2ロック仕様」や「こじ開け防止構造」を採用することで、侵入をあきらめさせる効果も高まります。安心して暮らすためには、防犯性能を第一に見直すことが重要です。
- 空き巣被害の約6割が玄関からの侵入
- ディンプルキー・電気錠などで防犯力アップ
- 2ロック仕様で侵入抑止力が大幅向上
2 断熱性アップで快適な室内環境に

玄関ドアは外気の影響を受けやすい部分でもあり、断熱性能が低いと夏は暑く、冬は冷気が侵入して室内の温度差を感じやすくなります。
特に家の構造によっては、玄関からの冷気が廊下やリビングに広がることもあり、冷暖房効率の悪化や光熱費の増加につながります。
リフォームで断熱材入りの玄関ドアや、断熱ガラスを使用したドアを選べば、外気の影響をしっかりカットして室内の温度を一定に保てます。また、ドアの気密性も高まるため、結露対策や省エネにも効果的です。
- 断熱ドアで室内の温度変化を抑制
- 冷暖房効率アップで光熱費削減にも効果
- 結露や湿気対策にもつながる
3 デザイン性で住まいの印象を一新

玄関は家の「顔」ともいえる場所。デザインを一新することで、家全体の印象が大きく変わります。
リフォームでは、和モダン・ナチュラル・スタイリッシュなどさまざまなテイストの中から、外壁やエントランスに合わせたデザインを選ぶことができます。
また、カラーや素材の選び方によっても印象は大きく変わります。重厚感のある木目調、スタイリッシュなスチール製など、目的に応じた選定が重要です。外観とのバランスを考慮して選べば、住宅全体のグレード感をアップさせることができます。
- 外観との調和で家の印象をアップ
- 木目・ガラス・スチールなど豊富な素材が選べる
- 家の価値や来客時の印象にも影響
4 まとめ
玄関ドアのリフォームは、防犯・断熱・デザインという3つの観点から、住まいの快適性と価値を大きく高めてくれます。
とくに築年数が経過した住宅では、古いドアのままにせず、安全で快適な環境づくりのためにも、早めの見直しが有効です。
家族のライフスタイルに合わせて、目的を明確にしたリフォームを進めることで、より満足度の高い仕上がりが実現できます。
- 玄関ドアのリフォームは暮らし全体に影響する
- 防犯・断熱・デザインの3要素が鍵
- 目的に合わせたプラン選びが満足度アップにつながる
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール

リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター