リフォームアドバイザーとは?有資格者のいる安心の業者に依頼しよう
リフォームを検討しているとき、リフォームアドバイザーという言葉を耳にしたことはありませんか?実はリフォームアドバイザーというのは資格の名前ではなく、会社ごとに決められた役職のようなもの。そのためリフォームアドバイザーに明確な定義があるわけではありませんが、どのような仕事を行う人なのかをご紹介します。
◼ リフォームアドバイザーとは
リフォームアドバイザーとは資格の名称ではないため、明確な定義があるわけではありません。会社ごとに決められた役職のようなものですが、文字通りリフォームに関するアドバイスを行うことが多いのではないでしょうか。
リフォームに関するお客様からのご相談内容は幅広く、水回り設備の修理や交換、内装工事、LDKの改修などさまざま。リフォームをご希望ということは、該当箇所に不備があったり何かしらの不満点があったりするはずですよね。そのためお客様がどのような点に不満があって、どのようなご希望があるのか、お話をお伺いしながら汲み取っていく必要があります。
会社によってリフォームアドバイザーがどんな業務を担うのかは異なりますが、プランのご提案や契約、お引き渡し、アフターフォローまで全ての工程に携わりながらお客様のリフォームを一緒に成功へと導いていきます。
◼ リフォームは無資格でも行える?
劣化した箇所を元に戻す作業であるリフォームは、家の住み心地に関わってくるような大きな変化を伴います。施工範囲や住宅の種類によって資格が必要な場合もありますが、「軽微な建設工事」に該当するリフォームは無資格でも工事を行うことができます。
・資格が必要ないリフォーム
資格が必要ない「軽微な建設工事」とはどのような工事のことをいうのでしょうか。建設一式工事(総合的な企画や指導のもとに建築物を建設する工事のこと。下請け業者に依頼する大規模な工事のこと)であった場合、リフォーム費用が1,500万円以下、延床面積が150㎡未満の木造住宅で行う小規模なリフォーム。建設一式工事でなくても、リフォーム費用が500万円以下の場合。
・資格が必要なリフォーム
軽微な建設工事では資格が必要ないとご紹介しましたが、全てのリフォームを無資格で行えるわけではありません。高さ13m以上または軒の高さが9m以上の建築物、延床面積13㎡を超える木造以外の建築物、延床面積300㎡を超える木造建築物、3階以上の建築物をリフォームする場合は、建築士の資格が必要です。
・開業許可も不要!?
リフォームは、資格だけではなく建設業の開業許可も必要ない場合があります。軽微な建設工事で、費用が500万円以下の業者は許可がなくてもリフォーム業として仕事を始めることができます。リフォーム業者でトラブルが起こりがちなのは、このようなことが原因の一つだといえます。だからといって悪い業者が多いというわけではありませんが、手抜き工事をされたり、リフォーム後に連絡が取れなくなったりといった悪質なケースがあるのも事実。
◼ リフォームに関する資格
リフォームは無資格で行えるということが分かりましたが資格があって信頼できる業者に依頼したいと思う方も多いかもしれません。信頼できる業者を見つけるためにリフォームに関する資格を知っておきましょう。
・建築士
建築士は、建物の設計や工事の監理を行う人。一級建築士は制限なくどんな建物でも対応できますが、二級建築士や木造建築士は設計監理できる建物に制限があります。難易度が高い資格なので、建築士がいる会社は安心できるかもしれません。
・増改築相談員
リフォーム会社での実務経験が10年以上あり、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターが行うテストに合格すると増改築相談員になることができます。家のリフォームの相談に乗ったり、見積書の作成を行ったりする役割があります。
・住宅ローン診断士
住宅ローンの審査基準や診断方法、商品の特徴などの知識を身につけられる資格。住宅ローンの比較方法をお伝えしながら診断の相談に乗ることができます。
・リフォームスタイリスト
住宅リフォームの相談に乗れるようなアドバイザーを認定する資格。リフォームに関する接客方法や建築の基礎、クレーム対応、リフォーム提案などの実践的な知識を身に付けることができます。難易度によって1級〜3級まで分かれており、テキストや問題集で勉強した後で試験を受験します。
・マンションリフォームマネージャー
マンションの占有部分のリフォームに関する専門的な知識を身につけ、管理組合や施工業者と協力しながらリフォームを企画・提供するための能力を認定する資格。
◼ 信頼できる業者を見つけるために
リフォームに関する資格をいくつかご紹介してきましたが、家の今後を担うリフォームは信頼できる業者に依頼したいですよね。そこで信頼できる業者を見つけるためのポイントをご紹介します。
・資格の有無
リフォームを行うこと自体に資格が必要ないことは分かりましたが、だからこそリフォームに関する情報や知識を身に付けている証でもある資格を持っている業者が安心。必ずしも会社の全員が資格を持っている必要はありませんが、業務内容に即した資格を持っている人が複数名いたら信頼度が高まりますよね。
資格を持っていることがすごいことというわけではなく、リフォーム会社で働いている人間として信頼してもらえるように資格を取るという姿勢や仕事へのモチベーションが信頼性につながります。
・実績の数や例
信頼できる業者のポイントとして、資格だけではなく実際に施工してきた実績の数や例もあげられます。最近はインターネット上にサイトを持っている業者も多いため、施工事例などをしっかり確認するようにしましょう。文字だけで書いてある実績は事実かどうかが分からないため、写真付きでビフォーアフターが掲載されていると安心です。さらにお客様からの口コミが記載されていたり、メッセージ動画があったり、写真があったりすると、お客様と業者の信頼関係を表しているといえるのではないでしょうか。
◼ ハウジング重兵衛なら
リフォームアドバイザーやリフォームに関する資格についてご紹介してきましたが、ハウジング重兵衛にはさまざまな資格を持った社員がたくさんいます。建築士や宅地建物取引士、増改築相談員、住宅ローン診断士など…。リフォームの中でも気になる分野に合わせてプロにご相談いただけるとご安心かと思います。
リフォームアドバイザーとして働く社員は、リフォームの知識を身に付けた上でお客様に最適なプランをご提案いたします。
◼ まとめ
リフォームアドバイザーは資格の名前ではありませんが、リフォームに関するアドバイスをする役割があります。またリフォームは無資格でも行うことができますが、リフォームに関する資格を持った人がいると安心ですよね。ハウジング重兵衛では、社員がさまざまな資格を持っているため、気になる分野に合わせてお気軽にご相談いただけます。
リフォームアドバイザーはお客様の視点に立って、最適なプランをご提案いたしますのでご安心ください。千葉県と茨城県で水回りのリフォームをご希望の方は、ぜひお気軽にご相談ください。ショールームは地域最大級で人気商品を多数展示しております。お近くのショールームへのご来店もお待ちしております。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター