リフォームの失敗はやり直しできる?失敗しないためのポイント
リフォームが終わったあと、依頼していた内容と違ったり欠陥が見つかったりと失敗が見つかることもあるかもしれません。このような失敗はやり直しできるのでしょうか?失敗が起こってしまう原因と失敗してしまったときの対応、失敗しないためのポイントをご紹介します。
◼ リフォームの失敗はやり直しできる?
リフォームで失敗した場合、やり直しができるのかという点が気になっている方も多いかもしれません。結論から言うと、リフォームの失敗はやり直しができます。
しかしリフォームのやり直しは、もう一度リフォームするような形になるため時間や手間の負担がかかってしまいます。そのためまずは事前の打ち合わせを納得できるまで入念に行うことをおすすめします。
またクーリングオフ制度には条件がありますが、リフォームに関して問題が起こった場合にはまず消費生活センターなどの公的相談期間に相談するようにしましょう。
◼ リフォームの失敗はなぜ起こる?
リフォームは入念な打ち合わせのもとで行われますが、そもそも失敗はどのようにしておこるのでしょうか。失敗が起こる原因をご紹介するため、対策として参考にしてみてください。
・不必要なオプションを付けてしまった
リフォームの打ち合わせを進めていると、あれこれオプションを付けてしまいがち。オプションの説明を受けると「いいかも」と思っていた設備でも、実際に使ってみると必要なかったと感じることがよくあります。
オプションで付けた設備を使わないだけであれば費用がもったいないだけで済みますが、使っていない設備のお手入れという手間も増えてしまいます。お手入れをしなければきれいに保つことができず、次のリフォームまでの期間を短めてしまうことにもなるため、オプションは必要な分だけ付けることをおすすめします。
・予算を重視しすぎていた
リフォームの失敗理由としてあるのが、予算を重視しすぎて必要なオプションを削ってしまったという例。リフォームは支払う金額が多いため、できるだけ費用を削りたいと思う方も多いはず。
しかし必要以上に予算を抑えようとすると、使い始めてから使い勝手が悪く感じたり思った通りの仕上がりにならなかったりすることにつながります。せっかくリフォームするのであれば、予算はもちろん考慮しつつ本当に満足できる仕上がりになるように打ち合わせを進めるようにしましょう。
・業者任せにしてしまった
リフォームは人生でそう何度も行うものではないため、知識がないことでリフォームを業者任せにしてしまうことで失敗につながることがあります。任せっきりにした結果、イメージ通りの仕上がりではなかったという失敗例もよくあります。要望や希望条件がある場合は、きちんと業者に伝えるようにしましょう。
また業者任せにしすぎると、勝手に追加工事を見積もりに入れられて費用を余分に支払うことになるなどトラブルになってしまう可能性もあるため注意が必要です。
・期待値が上がりすぎていた
明らかな欠陥や要望が伝わってなかったような場合の失敗もありますが、リフォームの成功と失敗にはもう一つ違いがあります。
リフォームが成功したと感じるか失敗したと感じるかは、「予想通りの仕上がりになった」または「予想以上に良い仕上がりになった」か、「予想より悪かった」かの違いだということ。
汚くなったり故障したりした箇所をリフォームして住みやすい家にすることが目的ですよね。そのためリフォームした結果、思ったような仕上がりではなかったらそれは失敗だと感じてしまいます。
◼ リフォームで失敗してしまったら?
リフォームで失敗してしまったらやり直しはできるということをはじめにご紹介しました。もし失敗したと思った場合、どのような対応方法が考えられるのでしょうか。
リフォームのやり直しには、原状回復と改めてリフォームを行うかの2種類があります。原状回復といっても完全に元に戻すことは難しいことも多く、改めてリフォームを行う場合も時間や手間の負担がかかってしまいます。
クーリングオフ制度が適用されるかどうかの条件を確認し、消費生活センターなどの公的相談機関に相談した上で適切な対応をするようにしましょう。
◼ リフォームで失敗しないために
リフォームで失敗しないためには、どのようなことに注意したら良いのでしょうか。
・業者選びは慎重に
リフォーム成功の秘訣として、業者選びを慎重に行うことがあげられます。業者選びで失敗してしまうと、技術不足によって仕上がりが悪くなってしまったり予算オーバーしてしまったりということも起こり得ます。決めなければならないことが多く、業者の数も多いため選定に悩んでしまうかもしれませんが、慎重に行うようにしましょう。
・資金計画は入念に
リフォームは大きな金額が必要なので、入念な資金計画が大切です。一括で支払うのかローンを組むのか、支払い方法を念頭に置いた上で、予算に合った設備やプランを選んでいく必要があります。リフォームしたい箇所や工事内容、規模によって費用は変わってくるため、総合的に判断するようにしましょう。
・打ち合わせは丁寧に
リフォームの失敗を防ぐためには、丁寧な打ち合わせが何より大切です。リフォーム業者はリフォームに慣れているとはいえ、人間なのでお客様との認識の相違が生まれてしまうこともあります。そのためできるだけ要望や希望条件、イメージは詳しく伝えて認識のズレを最小限にする必要があります。
水回り設備の交換だけであれば仕上がりがイメージと異なるということは少ないかもしれませんが、内装工事込みであったり設備の移動があったりする場合などには特に注意が必要です。
・業者とのやり取りは書面に残す
リフォームを成功させるためには、打ち合わせでのやり取りを書面に残すこともポイント。仕上がりが想像と違ったときに「言った」「言っていない」の食い違いが生まれてしまうことがありますが、書面に残しておいて食い違いをなくすことができるためです。
やり取りだけではなく、リフォームの内容や費用などの全てのやり取りを書面で残してくれているかどうかは業者の信頼度にもつながります。
◼ まとめ
リフォームをしたものの失敗した…と感じることもあるかもしれません。失敗にはさまざまな原因が考えられますが、状況によってはリフォームをやり直しできることもあります。
まずはリフォーム業者選び、資金計画、打ち合わせなど、契約までの段階を入念に進めることでリフォーム成功への近道になります。リフォームのやり直しを希望している場合は、クーリングオフ制度が適用されるかどうかを確認してみてください。
ハウジング重兵衛では水回りを中心としたリフォームを行なっている会社です。打ち合わせの段階からお客様のご要望や希望条件をしっかりお聞きし、プランに反映させることを心がけております。千葉県と茨城県で水回りのリフォームをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。
・窓を入れ替えてプライバシーを確保できるお風呂に
浴槽にお湯を張っても、給湯の穴の高さまでしか溜まらずにお湯が抜けてしまうとのことでした。また既存の窓の高さが低く、道路に面している場所にお風呂があったことからシャッター付きのサッシをご提案致しました。窓の入れ替えも行うことで入浴中のプライバシーを確保。タイルのお風呂と違って暖かく入浴できるようになったとお喜びいただけました。
・キッチンとお揃いのカップボードを設置
千葉県成田市でのリフォーム事例。収納が少なくて困っており、せっかくだったら既存のキッチンと色を合わせた収納がほしいとのご希望でした。既存のキッチンと同じメーカーのカップボードを選ぶことでキッチンに統一感が生まれました。見た目も使い勝手も良くなったキッチンでお料理を楽しんでいただけると嬉しいです。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター