中古リノベーション物件は、リノベ済みor購入後リノベどっちがお得?
中古マンションでは、リノベーションをしてから入居することで、築年数が経っていても快適に住むことができます。
近年では、立地条件や価格の優位性から中古住宅の購入が増えてきています。
そこで悩むのが、リノベ済みの物件か、中古物件を購入してからリノベーションするのでは、どちらがお得なのでしょうか?
この記事を読むことで、メリットデメリットを知り、あなたの目的からおすすめの方法が選べるようになります。
この記事は、次のような人におすすめです!
・中古リノベーションを検討している
・なるべく費用を抑えてリノベーションしたい
・それぞれのメリット、デメリットが知りたい
1.リノベ済み、購入後リノベの違い
中古マンションのリノベーションは、主に2つの方法があります。
- リノベーション済中古マンション
- 中古マンションを購入してからリノベーション
どちらもリノベーションしてから入居するため、同じように見えますが、契約の際の状態が異なります。
前者は、マンション(リノベーション済み)の購入のみ。
後者は、マンション購入後にリフォーム工事の契約となります。
2.リノベ済みのメリットデメリット
リノベ済み物件は、一般的に不動産屋が所有している物件で、
不動産屋がリノベーションを行った上で販売しているものです。再販物件とも呼ばれています。
フルリノベーションが行われている場合は、すべての内装および設備が一新されており、
新築のように快適に住むことができます。
・メリット
- 契約時に価格が決まっている
- リノベーション後の室内を内見できる
- 不動産屋の保証がある
- 購入から入居までの期間が短い
・デメリット
- こだわりを反映できない
契約時にリノベーションされた後の状態で購入検討ができるため、ローン含めて手続きが比較的簡単です。
購入価格については、不動産屋がリノベーションを一貫して行っているため、リノベ済み物件の方が比較的お得になります。
メリット | デメリット |
---|---|
契約時に価格が決まっている | こだわりを反映するのが難しい |
リノベーション後の室内を内見できる | ー |
不動産屋の保証がある | ー |
購入から入居までの期間が短い | ー |
3.購入後リノベのメリットデメリット
購入後リノベは、中古マンションを購入してから、リノベーション内容を決定し、工事を開始するものです。
注文戸建て住宅のように、土地を購入したのちに、建物を建てるのと同じような手順になります。
自由度が高いため、立地条件が気に入った物件で、こだわりの住まいを実現することができます。
・メリット
- 自分好みの空間にできる
- 物件の選択肢が広がる
・デメリット
- 入居までの期間が長い
- 手続きが大変(ローンなど)
- 業者選びが大変
自由度が高い購入方法ですが、リノベーション業者を選定することや、工事内容の決定、住宅ローンの手続きなど、
入居までにやらなければならないことが多く、時間がかかります。
住まいの満足度は高くなりますが、打ち合わせや手続きに時間がかかることを想定しておきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
自分好みの空間にできる | 入居までの期間が長い |
物件の選択肢が広がる | 手続きが大変 |
ー | 業者選びが大変 |
それぞれのメリット、デメリットを考慮し、より自分にとって良いやり方を選びましょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター