掃除が苦手?リフォームで「掃除が楽な家」にしよう
リフォームを検討しているということは、今の家に不満や解消したいポイントがあるはず。特に古い水回りでは、汚れが蓄積していたり、臭いがこもりやすかったりすることもあります。
リフォームをきっかけに、掃除を楽にしたいという思いがある方も多いのではないでしょうか。そこで「掃除が楽な家」にするためのリフォームのポイントをご紹介していきます。
◼ コラムのポイント
1、掃除が楽な家にするための水回りの重要性を知ることができます
2、掃除が楽な家にするためのポイントが学べます
3、掃除が楽な家のリフォーム事例を見ることができます
目次
◼ 掃除が楽な家は水回りがポイント
リビングや寝室はこまめに掃除機をかけている方の中にも、水回りの掃除はつい億劫になってしまうという方もいるかもしれません。
そのため掃除が楽な家にするためには水回りがポイントだといえます。キッチンやお風呂、洗面所、トイレ、水回り箇所それぞれの掃除を楽にするためのポイントをご紹介します。
・キッチン
キッチンは家族のご飯を作る場所なので清潔にしておきたいですが、掃除を怠ると臭いや害虫、汚れの蓄積といった状態を引き起こしてしまいます。
掃除のためのまとまった時間を確保するのが難しいという方も多いかもしれませんが、毎日の料理や片付けのついでにこまめに掃除をしながらきれいな状態を保つようにしましょう。
→水垢防止
キッチンでは、シンクで手やお皿を洗ったり、食材を洗ったりしますよね。水が飛び散ることもあるため、水垢防止に徹底したいものです。食器を洗ったあとにシンクもスポンジできれいに洗うという習慣を付けるだけでも水垢防止につながります。
水垢が頑固な場合や定期的な念入り掃除として、酸素系漂白剤を使って付け置き洗いをしたり、クエン酸を活用して水垢を取り除いたりするのもおすすめ。頑固な水垢は落としにくいので、できるだけこまめに掃除するようにしましょう。
→油汚れ防止
キッチンは水垢だけではなく油汚れも注意が必要です。揚げ物や炒め物をすると、どうしても脂が飛び跳ねてしまうことがあります。
揚げ物の際にはコンロガードを使って飛び跳ねを最小限にしたり、掃除しやすいキッチンパネルを設置したりと工夫次第で油汚れは防止することができます。
・お風呂
お風呂は体をきれいにしたり毎日の疲れを癒したりするために使いますよね。水に濡れている状態が長く続くため、どうしても湿気がこもったりカビが発生したりしやすい場所。
掃除が楽なお風呂にするためには、カビの発生を防ぐことが大切です。
→カビ予防
一度カビが生えてしまうとさらに繁殖してしまったり、掃除するのが嫌になったりする原因に。そのため掃除が楽なお風呂にするためには、カビが発生する前に予防するのがポイントです。
カビを予防するためには、お風呂に入ったらできるだけすぐに水分を取り除いで湿度を下げること。入浴後に水切りワイパーで壁や床の水分を除去したり、浴室乾燥や換気扇を付けて置いたり、お風呂掃除を楽にするためにも水分や湿気の除去を意識するようにしましょう。
→ぬめり防止
お風呂の床や洗面器、ボトルの底の掃除を怠ると、ぬめりが発生したりピンク汚れが付着したりすることがありますよね。
これはカビの温床となり得るため、気付いたら早めに取り除くようにしましょう。こまめにお風呂掃除をしているとそもそもぬめりが発生することもありません。
・洗面所
洗面所は、手や顔を洗ったり歯磨きをしたり、身支度をしたり、お風呂前後の脱衣所として使ったりとさまざまな使い方をしますよね。家族全員が一日に何度も使う場所なので、汚れやすい箇所でもあります。
→水垢防止
洗面所の中でも洗面ボウルの汚れが気になる方も多いのではないでしょうか。毎日夜にボウルを掃除する習慣を付けたり、洗面台を使ったあとついでにスポンジでこする習慣を付けたりするだけでもかなりきれいな状態を維持することができます。
・トイレ
水回りの中でもトイレの掃除が一番苦手だという方も多いかもしれません。トイレの汚れは蓄積されるとなかなか落ちにくくなるため、できるだけこまめに掃除をしたいもの。便器に付着した汚れはもちろん、尿の飛び散りで壁や床が汚れることもあります。
→汚れがこびりつく前に落とす
便器の内側に尿が付着したままになっていたり、隙間に尿が入り込んで放置されていたりすると、尿石になったり黄ばんだりすることがあります。
臭いの原因にもなるため、こびりつく前に汚れを落とすのが鉄則。こびりついて汚れが落ちないような場合には、業者に依頼したりトイレの交換リフォームをしたりすることになるかもしれません。
◼ 掃除が楽な家にするために
掃除が楽な家にするためには水回りが重要だということが分かりましたが、掃除が楽な家にするために気を付けたいポイントをまとめます。
・こまめな掃除
水回り箇所ごとのポイントをご紹介しましたが、共通していえるのは「こまめな掃除が大切」だということ。掃除せずに放置している期間が長ければ長いほど、一回の掃除に必要な時間や手間の負担が大きくなってしまいます。
水回りを使ったついでに毎回掃除をしたり、毎日や数日おきに掃除する箇所を決めて習慣付けたりと、自分に合ったやり方でこまめな掃除を心がけるようにしましょう。
・定期的なお掃除サービスの利用
こまめな掃除が向いていないという方、お仕事や育児で忙しくて掃除の時間をなかなか確保できないという方は、定期的なお掃除サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。プロに掃除してもらって家がきれいになると、これからの掃除のモチベーションになるかもしれません。
・水回りのリフォーム
念入りに掃除をしても、どんな方法を試しても汚れや臭いが取れないということもあるかもしれません。そういった場合は水回りのリフォームがおすすめ。新しい設備は古いものに比べてお手入れのしやすさに力を入れているものも増えています。思い切ってリフォームすると、使い勝手や機能性、デザイン性はもちろん、お掃除も楽になること間違いなしです。
◼ 掃除が楽な家へのリフォーム事例
掃除が楽な家にするためのポイントをたくさんご紹介してきましたが、実際のリフォーム事例も参考にしてみてください。
・お掃除しやすいキッチンにリフォーム
キッチンが古くなっているため交換をご希望でした。これまではガスコンロをお使いでしたが、お手入れしやすく部屋の温度も上がりにくいIHに変更。リクシルとクリナップのキッチンで迷ってらっしゃいましたが、クリナップのステディアにされました。
・和式からパナソニック「アラウーノV」にリフォーム
高齢で和式トイレが大変なので、使いやすいトイレにしたいとのことでご依頼をいただきました。キッチンに使用するキッチンパネルが掃除しやすいため、トイレにも採用したいとのことでした。
光沢のある白い壁にすることで明るくなり、お手入れがしやすくなったと喜んでいただきました。アラウーノVは汚れがつきにくく、洗いにくい便器の縁もお手入れしやすいのが特徴。停電時にも排水できるようになっているため、もしものときにも安心です。
◼ まとめ
水回り設備の年数が経って、汚れや劣化が気になり始めたという方もいるかもしれません。水回りの掃除を楽にするためのポイントや実際のリフォーム事例をご紹介してきました。ハウジング重兵衛では、水回りのリフォームを中心として、付随する内装リフォームも行っております。千葉県と茨城県でリフォームをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター