トイレのリフォーム工事は1日でできるって本当?イレギュラーなケースも併せてご紹介します

トイレは日常生活に欠かせない場所であり、そのリフォームは快適さや衛生面の向上に大きく寄与します。

しかし、トイレのリフォームにかかる時間が気になる方も多いのではないでしょうか。

「トイレのリフォーム工事は1日でできる」という話を耳にすることがありますが、これは本当なのでしょうか?

今回は、トイレリフォーム工事が1日で完了するケースと、工期が延びる可能性があるイレギュラーなケースについて解説します。

この記事は、次のような人におすすめです!
・トイレのリフォームを考えている!
・トイレのリフォーム工事にかかる時間を知りたい!

1 トイレのリフォームが1日でできるケース

標準的なリフォーム内容
トイレのリフォーム工事は、設備の交換や内装の変更など、比較的シンプルな作業であれば1日で完了することが多いです。

具体的には、以下のようなリフォームが該当します。

  • 便器の交換:古い便器を取り外し、新しい便器を取り付ける作業は、通常数時間で完了します。特に、既存の排水管や給水管をそのまま利用できる場合は、工期が短く済みます。
  • 床や壁の張替え:トイレの床材(クッションフロアやタイル)や壁紙の張替えも、同時に行っても1日で完了することが多いです。現代のリフォーム技術では、施工が簡便化されているため、短期間で仕上げることが可能です。

シンプルなデザイン変更

  • タンクレス化:トイレをタンクレス便器に変更する場合も、1日で作業が完了することが一般的です。タンクレス化によって省スペース化やデザインの向上が期待でき、作業時間も比較的短いです。

2 工期が延びる可能性のあるイレギュラーなケース

配管の不具合や老朽化
トイレリフォームの際、配管の状態が悪かったり、老朽化していたりする場合、工期が延びる可能性があります。以下のような状況が該当します。

  • 配管の交換が必要な場合:古い配管が劣化している場合や、現行の基準に合わない配管が使われている場合は、新しい配管に交換する必要があります。この場合、床や壁を一部開けて配管工事を行うため、1日以上の工期が必要になります。
  • 水漏れや漏電が発覚した場合:リフォーム作業中に予期せぬ水漏れや漏電が見つかった場合、その修理が必要になります。安全を確保するためにも、こうしたイレギュラーな対応には時間がかかることがあります。

トイレの構造変更やバリアフリー化
トイレのスペースを広げたり、バリアフリー化を行ったりする場合も、工期が延びる要因となります。

  • 間取り変更:トイレの間取りを変更して広げる場合、壁の移動や撤去、さらには電気配線や排水管の位置変更が必要になるため、1日では終わらないことが多いです。
  • バリアフリー対応:段差を解消するための床の調整や、手すりの取り付け、ドアの幅を広げるなど、バリアフリー化を目的としたリフォームは、通常のトイレ交換よりも手間がかかり、数日かかることがあります。

特注品や高機能トイレの設置

  • 特注の便器や高機能トイレの導入:最近では、洗浄機能や暖房便座、さらには自動開閉機能付きの高機能トイレが人気ですが、これらのトイレの設置には、標準的な便器よりも時間がかかることがあります。特注品の納期によっても工期が影響されることがあります。

まとめ

トイレのリフォーム工事は、シンプルな設備交換や内装変更であれば1日で完了することが多いです。

しかし、配管の状態や老朽化、間取り変更、バリアフリー化、特注品の設置など、イレギュラーなケースが発生した場合には、工期が延びる可能性があります。

トイレリフォームを検討する際は、事前に施工業者と十分に打ち合わせを行い、リフォーム内容や工期について確認しておくことが重要です。

これにより、スムーズなリフォームが実現し、快適なトイレ環境が整います。

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