狭い洗面所を使いやすくリフォームするポイントとは?
洗面所リフォームの検討中、洗面所が狭いことでお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。狭い洗面所でも使いやすい空間するためには、どのような方法でリフォームすると良いのでしょうか。
洗面所を狭く感じる理由や狭い洗面所のリフォーム方法、実際の事例までたっぷりご紹介します。
◼ コラムのポイント
1、洗面所が狭く感じられる理由を知ることができます
2、狭い洗面所をリフォームする際のポイントを学ぶことができます
3、洗面所のリフォーム事例を見ることができます
目次
◼ 洗面所を狭く感じる理由は?
洗面所が狭いことでお悩みの方も多いかもしれませんが、そもそもなぜ洗面所を狭く感じるのでしょうか?
家の中にはそれぞれ部屋や空間ごとに収納場所が設けられていることが多いですよね。洗面所には衣類やタオル、消耗品、掃除道具など収納しておきたいものがたくさん。家の中でも収納スペースが必要な場所であるにもかかわらず、実際のところ収納が少ない家が多いのです。
洗面台や洗濯機のように大きなものを置く場所が必要なので、収納にスペースを割くのが難しいことも理由の一つ。また家族の人数が増えたことで、これまでは快適に使えていた洗面所が手狭になってしまうこともあるかもしれません。
◼ 狭い洗面所をリフォーム
洗面所が狭いことでお悩みの場合、どのようなリフォームをすると悩みが解決するのでしょうか。狭い洗面所のリフォームのポイントをご紹介します。
・収納力のある洗面台に交換
狭い洗面所をリフォームする際、収納力のある洗面台に交換するのが一番手軽な方法です。洗面所に収納したいもののうち、身支度に使うものや掃除道具など小さいものは洗面台に収納している方も多いのではないでしょうか。細々したものの収納場所こそしっかり定位置を決めておきたいので、収納力のある洗面台に交換すると洗面所全体がスッキリします。
洗面台収納と聞くと洗面ボウル下のキャビネットを想像するかもしれませんが、鏡が扉になっていて奥が収納になっているタイプ、鏡の横に棚が取り付けられているタイプなどさまざま。洗面台としての使い勝手はもちろん、収納方法が家族と合っているか、ものの量と合っているかもチェックするようにしましょう。
・洗面台や洗濯機の移動
狭い洗面台をリフォームする場合、洗面台や洗濯機の移動も選択肢に入れてみてください。洗面台を同じ場所のまま交換する場合、洗面台の収納容量もそこまで変わらず、洗面台以外のスペースを広げることもできません。洗面所全体として考えたときに使い勝手の良い空間になるように洗面台を移動させるのも一つの手です。
また洗濯機は大きめの家電なので、洗面所に置いておくだけでも収納スペースを奪ってしまいます。洗面所が狭くて使い勝手が悪いのでれば、洗濯機を洗面所の外に移動させるという方法もあります。
階段近くに洗面所がある場合、階段下の収納に移動させたり、家の中のスペースが足りない場合はベランダに移動させたり、使い勝手の良い洗面所にできるようさまざまな移動場所をシミュレーションしてみましょう。
・収納スペースの増設
洗面所が狭いと、どうしても収納スペースが圧迫されてしまいます。収納スペースを増設できる箇所はないか、検討してみてください。
壁面収納
壁面収納は文字通り壁面を利用して収納スペースを確保すること。ウォールシェルフやウォールキャビネットを取り付けたり、フックを取り付けてタオルをかけたり、案外たくさんの使い道があります。
高い空間を活用
収納家具は床に置いて使うことが多いため、高い空間が空いたままになっていることもよくあります。狭い洗面所のスペースを有効活用するためには、高い空間を活用するのがポイント。例えば洗濯機の上の部分を活用できるようなラックを設置したり、邪魔にならない高さに壁面収納を取り付けたり。足元にものを置かないことで掃除のしやすさにもつながります。
→洗面所にはたくさんの収納が必要?収納場所やアイディアをご紹介
・洗面所を広く拡張
狭い洗面所のリフォームの最終手段として、洗面所そのものを広く拡張する方法もあります。お風呂や廊下のスペースを利用して間取りを変更することで、洗面所を広くすることができます。
洗面台の交換や内装、収納の取り付けなどのリフォームよりも大幅に費用がかかってしまうため、慎重に計画を立てるようにしましょう。
・ものの量や定位置を見直す
洗面所が狭く感じられる場合、収納しているものの量が多すぎる可能性があります。使っていないもので圧迫されていたり、定位置が決まっていないもので溢れていたりすると使い勝手の悪い洗面所になってしまうため注意が必要です。リフォームを行う前にものの量や定位置を見直して、今後の使い勝手や快適性につなげるようにしましょう。
例えば洗面所以外の部屋の収納スペースには余裕があるという場合、衣類やタオルなどはお風呂のたびに別の部屋から洗面所に持ち込むという方法を取ることも。掃除道具はトイレや廊下収納にまとめる、消耗品やストックは家全体のものをまとめてどこかの収納スペースに置いておく、など定位置の再検討もおすすめです。
→内装にこだわって洗面所をリフォームしよう
◼ 洗面所のリフォーム事例
洗面所を狭く感じる原因や狭さを解消するためのリフォームのポイントをご紹介してきました。実際にハウジング重兵衛が洗面所をリフォームした事例も参考にしてみてください。
・開き戸から引き出しタイプの洗面台にリフォーム
洗面台が古くて水漏れが起こっているとのことでリフォームのご依頼をいただきました。洗面ボウルの高さが低いため腰が痛くなってしまうこともお悩みでした。
開き戸タイプの洗面台でしたが、引き出しタイプに変更することで収納力がアップし使いやすい洗面台へと生まれ変わりました。洗面ボウルも広くなったので、使い勝手が良くなったとお喜びいただきました。
洗面所そのものの広さはそのままでも、洗面台の収納力がアップするとそれだけで洗面所に余白が生まれます。
・洗濯機を移動させて収納スペースを確保
洗面所に腰窓や洗濯機があることで収納スペースの確保が難しかったのですが、腰窓から採光窓に変更して洗濯機を階段下の収納に移動させることで洗面所の収納スペースを確保しました。
もともとあった収納棚がドアの開閉を邪魔してしまっていましたが、洗濯機を置いていたスペースに収納を増やし、脱衣スペースも広く取ることができました。
◼ まとめ
洗面所が狭く感じられる理由や狭い洗面所のリフォームのポイントをご紹介してきました。実際の洗面所リフォームの事例も参考にしながら、家族に合った洗面所リフォームを行うようにしましょう。
ハウジング重兵衛では、洗面所やお風呂、トイレ、キッチンといった水回りのリフォームを行なっております。洗面所の拡張やお風呂との同時リフォーム、水回りのセットリフォームなど、お客様のご要望に合わせてプランをご提案させていただきます。千葉県と茨城県で水回りのリフォームをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター