リフォーム検討中の方必見!意外と知らない?見積書の依頼の仕方とその読み方
理想の住空間を実現するリフォーム、いざ検討を始めると様々な疑問が湧いてきますよね。
中でも見積もりは内容が複雑でどこから見ればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
でも、後悔や失敗はしたくない・・・そこで、このコラムでは見積書の見方から依頼のポイントまでをご紹介します。
リフォームを検討中でお見積りについてお困りの方はぜひ本コラムを参考にしてください。
この記事は、次の人におすすめです!
・見積書の読み方を知りたい!
・見積もり依頼のやり方について知りたい!
・依頼・検討時の流れや押さえるポイントを知りたい!
1 見積書とは?
まずは見積書とは何かについて見ていきましょう。
見積書とは、リフォーム工事の費用や内容を記した書類が「見積書」です。工事内容を明確に示します。
お客様控とメーカーさんの控えが2通ありますので、必ず控えの見積書を手元に保管しておきましょう!
業者によってフォーマットは異なりますが、一般的には以下の項目が記載されています。
【見積書に書いてある内容】
- 工事内容
- 費用内訳
- 工事金額
- 支払い方法
- 工期
- その他瑕疵担保責任など
2 見積書の中身とその読み方をご紹介!
では、実際の見積書に書いてある項目とその内容についてどんなものがあるのか見ていきましょう。
工事内容の内訳は以下のような項目について書かれています。
各項目について金額を積み重ねて、工事金額の合計が最後と書面の上に書かれています。
項目 | 内容 |
---|---|
工事内容 | 具体的な工事箇所・使用する材料・施工方法 |
費用内訳 | 材料費・人件費・諸経費 |
支払方法 | 前払い・後払い(一括払い)・分割払い(ローン) |
工期 | 着工予定日・竣工予定日 |
瑕疵担保責任 | 期間・保証項目 |
その他 | 保証内容(範囲、期間など) キャンセル規定 合計の工事金額 |
工事内容や期間、金額がご自身の希望する内容か必ず確認しておきましょう。消費税込みか税抜きかも併せてチェック!
3 見積もりをお願いする時のポイントは?
ここまでは見積書とその内容について見てきました。
では実際に見積もりを依頼する時、どのように行動したらよいのでしょうか?ここでは大事なポイントをまとめましたので、順番に見ていきましょう。
複数の業者(理想は3社)から相見積もりを取ろう!
複数の業者から見積もりを取ることで、適正価格を知ることができます。
1社の価格だけでは自分の理想的な条件と価格かわかりません。複数の業者から見積もりを取るメリットは
- 概ねの相場
- 期間の目安
- 打合せのための材料・資料になる
少なすぎると比較検討しにくく、多すぎると情報過多で混乱しやすくなります。
見積書を見ながら、予算や期間、施工内容などの打ち合わせを進めるとその先の流れもスムーズに進みますね。
希望する工事内容を具体的に伝えよう!
具体的な工事内容を伝えることで、より正確な見積もりを得ることができます。
それぞれの業者の強みや弱みを把握し、自分に合った業者を選ぶための重要なステップです。
完成イメージの簡単な絵や写真などがあると営業さんとの打ち合わせもスムーズに進みます。
口だけでは伝わらないことも目で見てわかるものがあると相手に伝わりやすいです。
疑問点は遠慮なく質問しよう!
見積書の内容について不明点があれば、遠慮なくメーカーさんに質問しましょう。
この時の説明や対応の仕方でその業者さんの信頼度を見ましょう。
担当者の印象などもチェック!
担当者の対応や説明の内容も、リフォーム業者選びの重要なポイントです。
工事が完了したらそれで終わりではなくその後生活していくうちに不具合などが出た場合、アフターサービスが充実している業者さんなら安心して住めますね。
今までにお付き合いのある(あった)会社に相談しよう!
信頼できる業者さんとスムーズなコミュニケーションを図るためには、これまでリフォームやメンテナンスなどで実績のある業者を選ぶことをおすすめします。
特に今までお付き合いのある営業さんがいる会社であれば、過去の履歴や顧客満足度も確認でき、信頼できる業者を見つけやすくなります。安心してお任せできますね。
4 まとめ
さて、今まで見積書の内容や見方、依頼する際のポイント等について見てきました。
見積書は工事内容や費用の詳細が記載された、とても大切な書類です。
リフォームは人生の中でも大きな買い物です。
後悔のない選択をするために見積書の見方や依頼の仕方をしっかりと理解し、複数の業者で比較検討することをおすすめします。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
リフォームを中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター