1坪のお風呂とは?リフォームでお風呂の広さは変えられる?

 

家づくりやリフォームの際に「1坪のお風呂」といった説明を耳にしたことがあるかもしれません。1坪のお風呂と言われても、広いのか狭いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

 

そこで1坪のお風呂について、他のサイズと比較しながらご紹介してきます。リフォームで1坪のお風呂に変えることはできるのか、その際のおすすめユニットバス、実際の事例も参考にしてみてください。

 

◼ コラムのポイント

1、1坪タイプのお風呂について知識を身に付けることができます

2、ユニットバスの種類について知ることができます

3、1坪タイプのお風呂へのリフォームについて学ぶことができます

 

 

◼ 1坪のお風呂とは?

「1坪のお風呂」という説明を受けたことがある方も多いかもしれませんが、そもそも1坪のお風呂とはどのようなサイズのことをいうのでしょうか。

 

1坪とは畳2畳分の広さであり、1820mm×1820mmの広さ。お風呂の場合は、内寸が1600mm×1600mmの広さのことを1坪タイプのお風呂と呼びます。

 

1坪タイプのお風呂というとき、主にユニットバスのサイズのことを指します。ユニットバスは浴槽や壁、天井、床などがセットになっているもので、工場で生産されたそれぞれのパーツを現場で組み立てて設置していきます。

 

ユニットバスのリフォームをご検討の際はこちらもご覧ください
ユニットバスリフォームのタイミングと長く使うためのコツ

 

◼ ユニットバスのサイズの種類

ユニットバスのサイズは、1坪タイプを真ん中に、少し小さめの0.75坪、少し大きめの1.25坪の3種類に分けられます。細かく分けると他にも種類があるので、気になる方はお近くのショールームまでお問い合わせください。

 

・0.75坪タイプ

0.75坪タイプは1坪タイプよりも少し小さく、サイズとしては「1216」と表記されます。これは横幅×奥行きが1200mm×1600ということ。昔ながらの家では0.75坪サイズが主流でしたが、浴槽の縦幅が短いため大人が足を伸ばして入ることはできません。

 

新築で家を建てる場合に0.75坪タイプを選ぶ方は少ないかもしれませんが、リフォームで既存のユニットバスと同じサイズにしたい方は0.75坪が選ばれることも。

 

・1坪タイプ

1坪タイプは1600mm×1600mmの正方形のユニットバスで、「1616」とサイズ表記されます。一般的な日本人の体型であれば1坪タイプのユニットバスだと浴槽で足を伸ばして入ることができます。

 

浴槽だけではなく洗い場も広さがあるので、立ち上がったりしゃがんだりする動作もスムーズに行うことができ、快適に入浴することができます。

 

・1.25坪タイプ

1.25坪タイプは1坪タイプよりもサイズが大きく、1600mm×2000mmの長方形のユニットバスで「1620」と表記されます。浴槽のタイプは1坪タイプと同じなので、洗い場が40cmほど広いことになります。

 

浴槽の広さは次にご紹介する1.25坪タイプと同じですが、

 

お子様と一緒に複数人で入ることが多かったり、ベビーバスを置いたりする場合には1.25坪のお風呂だと広々使うことができます。

 

◼ リフォームで1坪のお風呂に変えられる?

リフォーム前のお風呂も1坪の広さがある場合、リフォームで新たに1坪タイプのユニットバスを導入することができます。既存のお風呂が1坪より狭い場合は、ユニットバスの交換だけではなくお風呂の拡張工事を行う必要があります。

 

拡張工事を行う場合、お風呂を広げる代わりに家の他のスペースを削らなければなりません。例えば洗面所を狭くしたり、壁を薄くしたり、出窓を利用したりと、家の形状や作りによって拡張方法が異なります。

 

お風呂の広さを変える場合、ユニットバスの交換だけのリフォームよりも施工期間や費用がかかってしまいます。その間お風呂を使うことができないので、リフォームをご検討の際はリフォーム中のお風呂をどうするかについても決めておくようにしましょう。

 

お風呂のリフォームで何ができるのかが気になる方はこちらのコラムも参考にしてみてください
お風呂のリフォームでできることとは?

 

 

◼ 1坪タイプのおすすめユニットバス

ユニットバスのサイズごとの特徴や、1坪のお風呂にリフォームする方法をご紹介してきました。1坪タイプのユニットバスのうちおすすめの商品をいくつかご紹介します。

 

・LIXIL アライズ

LIXILのアライズは浴槽が人造大理石でできており、パールのようなツヤや汚れにくい性質が特徴です。浴槽排水を利用して排水口内にうずを発生させて、排水口を洗浄してくれるなどお手入れのしやすさも魅力。

 

1坪のユニットバスということで1600mmの広々とした浴槽で足を伸ばしながらくつろいでいただけます。

 

LIXIL アライズについて詳しくはこちら
LIXIL アライズの商品詳細

 

・TOTO サザナ

TOTOといえばトイレのイメージが強いですが、ユニットバスなど他の水回り設備も多数あります。中でもサザナは温もりや乾きやすい床など機能性にこだわったユニットバスとなっています。節水しつつもたっぷりとした水を浴びることのできるエアインシャワーや、お湯の冷めにくい魔法瓶浴槽など魅力がたくさん詰まっています。

 

TOTO サザナについて詳しくはこちら
TOTO サザナの商品詳細

 

 

・クリナップ アクリア

アクリアは徹底的に暖かさにこだわった商品で、床にシャワーを噴射すると1分ほどでよく室内の温度を25度まで上昇させることができます。ヒートショックのリスクを軽減できるだけではなく、浴槽も高断熱になっており追い焚きの回数を減らすことができます。

 

クリナップ アクリアについて詳しくはこちら
クリナップ アクリアの商品詳細

 

 

◼  1坪タイプのお風呂のリフォーム事例

1坪タイプのお風呂についてご紹介してきましたが、実際のリフォーム事例も参考にしてみてください。

 

・手すりを付けて安全なお風呂にリフォーム

家を建ててからずっと使っているため、そろそろ交換したいとのことでリフォームを決断。1坪タイプのTOTO サザナをお選びいただきリフォームを行いました。浴槽内にハンドグリップと手すりを設置することで安全にお入りいただけます。

 

 

・0.75坪から1坪のお風呂にリフォーム

お風呂が寒くてヒートショックが心配とのことでお風呂リフォームのご依頼をいただきました。狭いため、奥様がゆっくり過ごせるようにしたいとのご要望も。

 

こちらのお家では洗面所が1.25坪あったので、お風呂を0.75坪から1坪に間取り変更リフォーム。洗面所とお風呂をどちらも1坪の広さになっています。お風呂の入口や壁を解体し、洗面台や洗濯機の位置も変更しました。

 

LIXILのアライズをお選びいただき、お風呂には浴室乾燥暖房機を設置することでヒートショックのリスクも軽減されます。

 

 

・浴槽の向きを変更したリフォーム

ユニットバスが古くなってきているため交換したい、開きづらくなっている窓も同時にリフォームしたいとのこと。ユニットバスは浴槽の向きを変更し、窓はカバー工法でリフォームを行いました。

 

これまではお風呂に入って正面に洗い場、左手に浴槽という作りでしたが、リフォーム後は洗い場の奥に浴槽がある作りになりました。

 

 

◼  まとめ

新築時やリフォーム時に1坪のお風呂について検討したことがある方も多いかもしれませんが、今回はリフォームの際に知っておきたい1坪のお風呂についてご紹介してきました。1坪タイプでおすすめの商品、実際の施工事例も参考にしながらお風呂のリフォームを検討してみてください。

 

ハウジング重兵衛ではお風呂をはじめとする水回りのリフォームを得意としております。お客様のご要望をお伺いした上で、最大限お応えできるようなプランをご提案させていただきます。千葉県と茨城県で水回りのリフォームをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。

 

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